今日も観戦お疲れさまでした!リオです。
龍神ニッポン2016、日本のホームゲーム全て終了しました。
あとは来週再来週のWLの日程を残すのみとなりました。決勝リーグも行けたら入ってきますが、日本開催ではないので今日は本当に最後でしたね。
しばらく日本代表の試合はおあずけです。
今後は国内リーグも始まりますが、バレーを観て面白いと思ったり、選手だけじゃなくてバレーも理解したいと興味を持たれた方も国内リーグは本当におすすめです。
それは今後また触れますが、とりあえずWL大阪大会お疲れさまでした。
160619 WL vs韓国 - Curated tweets by stellakin
ついに育成を諦めたかというスタメンだったが、悪い要素ばかりではない
今日はスタメンを入れ替えてきましたね。
高橋健選手を清水選手にスタートから替えてきました。これはまだちょっとよくわかりません。
しかしWSは手負いの柳田選手を引っ込めて、栗山選手を米山選手の対角にもって来るという形でした。
セッターは関田選手。
そしてMBは山内選手に替えて、傳田選手を起用しました。ようやく…といったところ。
若かったメンバーと比べ、本当に「セッター以外は中堅ベテランでまとめてきた」という印象でした。
勝ちがほしかったんでしょうね…そう思っておきます。
何故OQTで栗山選手・傳田選手をほとんど起用しなかったのかわからないくらいの活躍ぶり
あまり酷使されなかったメンバーだけに、この試合でも動きがとても良かったですね。
栗山選手はのびのびスパイクを打ち込んでいて、かなり得点もしていました。本日最多かな。
ほとんどブロックに遭っていなかったので、効果率も高そうです。
傳田選手はクイックにブロックに活躍していましたね。
力強いクイックなので、レシーバーも吹き飛ばしてくれます。
ブロックはキル・ブロック本数も4本とチーム最多でしたが、ワンタッチの本数も13本と両チーム最多でした。
素晴らしい活躍です。ワンタッチからの切り返しでブレイクできていましたしね。
印象は、韓国のトスが低くなってしまった残念なクイックをただでは通さなかったのが大きかったと思います。
傳田選手のブロックの貢献度はキル・ブロック本数よりも大きいものです。
また、サイドからのスパイクに対ししっかり2枚綺麗に揃えてくれていましたしね。
ブロックの要がいるとこうもディフェンスが楽なんだなぁと思いました。
片方だけでは厳しいですね。出耒田傳田対角で正解です。
光ったのは抜群のトスワーク
端から見ると、昨日まで活躍していた米山選手が不思議とあまり目立っていない印象だったかと思います。
それもそのはず、米山選手は本日はほとんどレシーブに徹していました。
そこで栗山選手の打数を増やしていたり、またMBのクイックの本数が多かったことにも注目です。
おかげで米山選手が大分楽でしたし、また清水選手も苦しいトスばかり上がってくるわけでもなくて、楽だったはずです。
まあ、
https://twitter.com/stellakin/status/744483191726104576
そう思うくらいに、ほとんどレシーバーの正面にサーブが来ていたり、崩されたという印象がなかったんですよね。
とても楽に試合を展開することができたはずです。
栗山選手もブロックを打ち抜くのがとてもうまい選手なので、攻撃にたくさん参加してくれました。
大阪大会が何とか丸く収まってくれましたね。
関田選手は本当にクイックやバックアタックをよく絡めて攻撃を散らしていたので、やはりセッターとしては侮れませんね。若いのに。
トス質もよく、全体的にフワッと高くあげてくれていて、そしてラリー中も速くなったりしないところがいいです。
深津選手は速さで勝負したりスパイカーが偏りがちなので、その辺は真逆ですかね。
でもまあ、本当に使い方次第です。
これが韓国がもっと関田選手の上から攻撃をしてきていたら、もうちょっと苦しい展開だったかもしれません。
また、韓国がもっと強いサーブで揺さぶっていたら、今日ほどレセプションに余裕がなくて上げどころに困ったかもしれません。
そうなったときに、今日のようにきちんとできるかどうか?が関田選手の今後見てみたいところですね。
今日の出来は素晴らしかったです。
弱体化が激しい韓国相手に得たものは…?
栗山選手・傳田選手・関田選手の出来など、収穫が何もなかったということはまずなかったでしょうけど。
ストレート勝ちすることはまあ当然として、それでももうちょっと若手に何か身になるものがあってくれればなぁと思った試合です。
WSやMBがこの出来なら、オポジットは清水選手でなくても良かったのでは…など。
いろいろ思ってしまうところですが。
ともあれ、大阪大会が何とか終わって海外遠征がスタートしますので、そこでもケガなどないことを祈ります。