どうも。バレーヲタのリオです。
今週のナイター前に試合を観ておきたいし、もっと時間をうまく使いたいですね。
試合結果
豊田合成トレフェルサ 0-3 JTサンダーズ
実況
190126 合成JT - Curated tweets by stellakin
試合のポイント:完敗に近かった豊田合成。やれることはやっているのに勝てないもどかしさ
豊田合成は本当にやれることはやっているんですよね。
惜しいというか、采配面で少し「?」となることもあるのですが、選手はベテランが結構揃っていますし、そこで動揺するということはないと思います。
高松選手のバックローテで岡本選手を入れることはルーティーンで徹底されていますから、そこは選手も理解しているでしょう。
そこで交替があることには迷いがないんですよね。
問題は交替したことによってうまくいかなくなった時ですかね。
まあ、どうもディフェンスがいつもより整っていないのも気になりました。
3枚ブロックを抜かれるところまではまだしも、ディグもできないなんて豊田合成らしくないですね。
3枚ブロックを揃えるからには上から打たれたりしない限り抜かれちゃいけないとは思うんですけどもね。
2枚ブロックの時と違って(2枚ブロックの時はディガーが4人、3枚ブロックだと3人)、フロアのディガーの数が減るわけですから、ブロックを抜かれてしまうとその分1人1人の守備範囲が広がって、ボールが上がりづらいのです。
3枚ブロック相手にフェイントをうまくやれば決まりやすいです。相手は強打にかまえますから。
その分ブロックの数は増えますから、スパイカーがボールを相手コートに落とすことが難しくなりますが。
だから、豊田合成は一体どうなっているんだ?とずっと疑問です。
サーブで試合を制したJT。4枚攻撃が揺るがず
セッターの深津旭弘選手があげどころに困っていない様子ですね。
レセプションもかなり返っていましたし、クイックやbickを混ぜつつ、エドガー選手に高いボールを打ってもらう…。
山本将平選手もスパイク面でかなりチームを助けていましたね。
サーブがとにかく良いですし、ボールをつなぐだけではJTに打ち返されてしまいます。
豊田合成のブロックが効いている時はなかなか決めさせてもらえませんでしたが、やはり高さが活きてくると強いですね。
それに4枚攻撃をいつでも繰り出すので、リードブロックの豊田合成でもいろんな攻撃を無視できなくなり、その分ブロックが遅れてしまいます。
リードブロックだから遅れるのではなくて、攻撃の選択肢が多いからブロックが遅れるのです。
打つ選手だけじゃなくて、周りの選手が助走をサボらず走っているから、打たない選手のこともブロッカーが無視できなくなります。
リードブロックができて、それに対応するために4枚攻撃になったのですからね。
3枚のブロックではカバーしきれない4枚目があるので、JTは強いのです。
JTはいろんなブロックの手法を合わせてその時々に使っているのですが、豊田合成は徹底したリードブロック(コミットもたまにあります)。
その辺のチームによって異なるブロックの話なども解説で話してくれると面白いんですけどもね…。
この試合ではそれがなく…。