どうも。バレーヲタのリオです。
この試合はですね…DAZNの実況がまだ不慣れっていうかバレーを全然わかってないアナウンサーさんでして…。
試合内容などをきちんと書いていきたかったのですが、今回はそこは省きます。
やっぱり質の良い実況をお願いしたい。
バレーファンとして、思ったことを書こうと思います。
両チーム、そして両チームのファンの皆さんには大変申し訳ございません。
試合結果
堺ブレイザーズ 3-0 VC長野トライデンツ
実況
181117 V1 堺長野 - Curated tweets by stellakin_vb
↑一応、実況では試合の中身の話もあります。
DAZNの実況さんへ。目の前の試合のことを伝えないのは目の前で戦っているチームに失礼千万。他のチームを引き合いに出すなんてもってのほか
私は3セット目辺りからもう憤りを隠せませんでした。この試合に関しては実況に対して怒っています。
まずサーブミスを一生懸命数えて何になる?
良いサーブだったか、惜しくもアウトだったか、入れといてミスになったのか。入れとけ指示でミスになったのか。それらはチームとして納得できるのか。
そういうプレーの質というのは基本的に観る側が判断することではないんですよね。
成功したものもミスになったものもただの数字に過ぎないんです。
ラリーポイント制ですから、確かにミスになったら失点になります。
ただ、ミスになったからといって何点も持っていかれるわけではないです。1点ずつです。
バレーボールで勝つためには、「連続得点(ブレイク)」が必要なんです。
堺はほぼ1セット分のサーブミス21点を長野に献上してますが、長野は1セットも取れてません。なぜでしょうか??と実況さんに逆に問いたい。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
堺の方が長野の倍以上のサーブミスを出している。しかし、負けてないですよね?
それなのに、両チームはミスばかり出していてダメだ。と?
パナソニックは連続でミスったりしないんですか?って実況の質問酷い😭パナも連続でサーブミスするよ💦竹内さん否定してよ❗目の前のチームをバカにしないで~。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
この実況さん、「バレーはミスをしないチームが勝てる」と思っているからこのような発言が出たんだと思うんです。
でもそれは大きな誤解です。
それに、選手達もチームもそんなこと絶対言われたくないですよ。この人、ナメてるんですかね…と思いましたが。
目の前の試合、チーム、選手達にリスペクトがないんですかね…ととても残念に思いました。
ひとまず、否定させてください。
パナはミスをしないから負けないんじゃないよね。釣りが来るくらいブレイクできるからだよ‼️
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
解説の竹内氏は「パナソニックは自分達のやるべきことをわかっている」と表現していましたが、「どうやったら自分達がブレイクを取れるかわかっている」ということだと思うんです。
それを相手がどう阻止してくるか、それに対してパナが対応できるか?それがバレーの面白さなんです。
1プレーの成功失敗を数えたって意味がないんです。
それこそサーブを打つところから現在のバレーは始まっていて、全てのプレーは繋がっています。
ミスが多くなる試合もある。だが、バレーボールの中継は実況さんのさじ加減でどうにでもなります
ミスを数える実況さん嫌~。竹内さんもミスが多いんですけどって言われたらそうですねって言うしかない。そこは実況さんのさじ加減なのよ…中継が面白いかどうかは💦
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
仕方のないコート内が納得できるミスとそうじゃないのはあるよと苦し紛れにコートのフォローをする竹内さん。トップでやってた身として言えるのはここまでよな。。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
竹内さん「レシーブしてトスを上げてスパイクを打つブロックとプレー1つ1つはあるんですけど、その中でいろんな駆け引きがあって、それを総合してバレーボールだと思うんですよ」良いこと言ったよ!※大分はしょりましたが
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
竹内さんなりにこの実況さんを何とか説得してるのは伝わっている。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
長野のブロックに対して、今は堺のトスが短かったので、ブロックはもっと中に寄らないとダメですとか。ここに駆け引きがあるわけですよね‼️頭使えって話ですよ。実況する側もね。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 18, 2018
わざわざ例をあげたりと、結構必死だったと思われます。
竹内氏のおっしゃる通り、バレーボールはサーブ・レシーブ・トス・スパイク・ブロックとプレーを切り取ることができますが、それらは全て繋がっていて、1つ1つに実は駆け引きがあるんです。
スパイクを打つ前にトスが短くなった。それに対してブロックは普通に跳んでいてはダメなんです。
その時は、トスが短くなった分アンテナよりも少し中央寄りにブロックを跳ぶ必要があります。
トスが短くなった時は、スパイクのヒットポイントとアンテナまで距離が空きますよね。通常ですと、サイドから打つ場合はアンテナまでの距離は近いですから。
その分スパイカーはサイドラインに沿ったスパイク…ストレートコースへはスパイクを打ちづらくなります。サイドライン方面に打つとアウトになる可能性が高くなってしまいますから、それは避けたいですよね。トスが短くなった場合は、スパイカーにはブロックとブロックの間を抜くか、ブロックアウトを取るという選択肢しかありません。
ですから、この場合ブロッカーはストレートにブロックを跳ぶ必要がないんです。それをトスが短くなったのがわかった瞬間に判断しています。
この条件で、ブロッカーがシャットアウトを決めるか、スパイカーが決めるか、そこはブロックとスパイカーの勝負。これが醍醐味です。スパイカーの選択肢が減ってしまったので、ブロッカー有利の勝負です。
しかし、ブロックできなかった。スパイカーの勝利です。
ここでは長野のブロッカーが対応できていなかったのを竹内氏が「解説」していました。
バレーボールの面白さはこういうところにあるということですよね。
成功・失敗を数えるだけでは意味がない。どうやって成功したのか?どうして失敗したのか?は解説の腕の見せ所
ぶっちゃけ、成功・失敗は見りゃわかるんですよね。バレーをやったことない人でもわかるじゃないですか。
数値化しても同じことです。失点が多いのは数えなくてもわかりますよね。
しかし、堺がサーブミスで20点以上失点してるの?じゃあ、勝てないわ…ということは実際にはないわけですからね。
堺が勝利しています。
実況は数字や見たままを伝えることが仕事じゃないと思うんです。特にバレーボールの場合は、ミスを数えると途端に試合がつまらなくなるんですよ。ミスが多い=負けるわけではないですから。
そうじゃなくて、ミスが出ていても、良いところを探してほしいんですよね…。
解説の役割はまた別です。
冒頭で「そういうプレーの質というのは基本的に観る側が判断することではない」と書きましたが、プレーの質の良し悪しはチームが考えることですが、プレーの中身については解説者が観ることができるわけです。
例えば、ジャンプサーブの選手がジャンプフローターで打った。これはベンチからの指示だったとしたら、それで相手に返されて点数を取られたとしてもチームとしてはそれで納得できるはずです。※それで勝てるかどうかは別ですが。
指示だったかどうかについては観る側が判断できませんよね。ですが、プレーの中身は解説がわかるはずなんです。
そこで竹内氏の長野ブロックの「解説」。
長野のブロッカーがどう対応するべきだったのか?について「解説」していますよね。
「トスが短くなったらブロッカーはそれを観て対応する」というのは通常トップカテゴリーですとどこのチームでもやっているお約束なのですが、バレーの知識がない人にはただスパイクが決まったようにしか見えないところを、この場面ではブロッカーが対応できなかったと「解説」する。
こういうのが「解説」だと思うんですよね…。
同じ週の別の試合では、同じようにトスが短い場面でもそれすら指摘できない解説者もいますけど…。
VC長野は、キセレフ選手がいよいよ出てくるか?と思いきや、まだですね…まだ心配です。
堺はOHをどうするのかって思うのですが、何だか結局髙野選手の負担は一向に減りませんよね…。
実況も「髙野が狙われます」と。
なぜ狙われるのか…それは、攻撃に参加されると厄介なスパイカーだから皆邪魔してくるんですよ。チームが違ったり細かく場面場面で意図は変わってきますけどもね。
サーブが…だったり、相変わらず監督がコートを引っ掻き回したりしていて、何だかなとよく思います。
実況にいろいろ思うことが多すぎてあまり試合のことは書けませんでしたが…。
今後こういった嫌な中継がなくなることを願って…どこかに伝わりますようにと願っています。