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Vプレミアリーグ男子16/17 第7週 12/10 サントリーvs豊田合成のミカタ

2017-04-23Vリーグ16/17シーズン, サントリーサンバーズ, 豊田合成トレフェルサ

どうも。リオです。

ちょっと用事があったりして、日曜の試合は全然見ていません。

あと5試合残っていますが、今年のリーグは一旦終了ということで、来年からまたスタートしますので、全部観てからまとめなんかを書こうと思います。

試合結果

サントリーサンバーズ 3-2 豊田合成トレフェルサ

実況

試合のポイント:サーブ強者同士の対戦

この試合のサーブの狙いがとても面白い試合でした。

フルセットで、ギリギリまで勝負がつかないような手に汗握る試合でしたが、サントリーが勝ちました。

お互いに、うまくいっているセットとそうでないセットで違いがあって、うまくいっているセットが多かったのはサントリーだった…くらいの違いでしたね。

豊田合成のうまくいっていたセットとそうでないセットの違い

この試合はサーブがとても走っていたと思うんですよ。

特に傳田選手です。サービスエースが多かったのですが、そのうち2本は一旦アウト判定だったのをチャレンジしてよく見たらインだったというノータッチエースでした。

傳田選手はシーズン序盤は…というか、アジアクラブカップ選手権の…いや、OQTやWLの頃からずっとサーブで迷走しているように感じていましたが、ここに来てですね。

1試合にこんなにもサービスエースを取れるなんて、イゴール選手か!というくらいに。

もちろんイゴール選手や高松選手のサーブも良かったです。

サントリーもこの2人には常に4枚レシーブで対応しているんですけどもね。

呼び方が、高松→たかまつり(ご本人Twitter参照)→まつり…と愛称が変化しております。

このボールはどちらかと言えば横にいた柳田選手が受けた方が良かったかなと思ったのですが、ジャン選手が手を出してしまったので、結果高松選手のサービスエースという形になりました。

傳田選手には4枚レシーブではなかったので、この辺り、サントリーはどの選手がサーバーの時に4枚レシーブにするか固定しているようです。

それはさておき、合成は良かったセットはサーブとそこからの連続ブレイクでサントリーを圧倒しています。

逆に悪かったセットはというと、サントリーにサーブで攻められるところなのですが、そこでレセプション・アタック(サイドアウト)がなかなか切れなかったんですよね。

特にOH山田選手が前衛、高松選手が後衛の場面です。

レセプション強化のために、元々リベロの川口太一選手を入れている場面が多いのですが、そこのローテーションを回すのが苦しいですね。よくつまづいています。

高松選手はレセプションしながら攻撃に参加するので、それだけでイゴール選手への負担が少なく済むし、ローテーションも回りやすいんですよね。

ローテーションが回らないということは、相手に連続ブレイクを取られてしまっているということですから。

高松選手がバックローテーションでいなくなれば、必然的に前衛の山田選手は苦しくなります。MBもイゴール選手もいるのですが、攻撃枚数は減りますから。

対角の山田選手が苦しいトスでもブロックアウトでシャットアウトを免れたり、リバウンドで攻め返すといった冷静なプレーができるようになれば、チーム力もグッと上がると思います。

その辺は、アンデッシュ監督も我慢しながら起用しているのでしょうね。

守備固めの川口選手投入に関しては、ちょっと意味がわかりませんが、将来的なことを見据えての起用かもしれません。

「川口選手もバックアタックすればいいのに」なんてよく呟いています。全力で助走するだけでも違うはずです。

できれば、レセプションをしながらバックアタックもできるような選手を入れた方がいいかと思うのですが…まともにリベロを入れてしまうと、相手ブロッカーが攻撃してこないとわかりきってしまいますからね。

連続ブレイクの数でセットを取ることができるスポーツなので、「できるだけ相手に連続ブレイクを与えない」「そして自ら連続ブレイクを取りに行く」というのがバレーの戦い方の鉄則です。

合成の場合、元々サーブがいいので、「自ら連続ブレイクを取りに行く」ということはとてもよくできているのですが、「できるだけ相手に連続ブレイクを与えない」というところが厳しくなればセットを取られてしまいます。JTにも同じことが言えます。

連続ブレイクは2点3点くらいならビビってはいけませんけどね。5点差もひっくり返すくらいでないとね。

サントリーのうまくいっていたセットとそうでないセットの違い

サントリーはサーブの戦術がわりと徹底していましたね。あまりリベロの古賀選手には取らせないという。

サーブのコース自体は凄く厳しいということはなかったんですけど。そういう意味では、合成の方が良かったんです。

サーブの狙いをチームとして決めて打つ→的を絞ってブロックとフロアのディフェンスが連携させる→上がったボールをジャン選手が決める

という形になっていました。立派なサーブ&ブロック戦術です。

リベロを外す時は外す、狙う時は狙う。はっきりと決まっていたんだと思います。コート内の選手達から迷いを感じませんでした。

ジャン選手の打数がかなり多かったと思いますが、ジャン選手は集中力を切らさずに戦えていましたし、そこは問題なかったと思います。

○○選手頼みというのは疎遠されがちですけどもね。

いろんな選手がいろんな場所からスパイクを打っていく試合の方が面白いものですよ。もちろん。

ですが、「合成もサントリーもこの試合を戦うのにそういう戦い方をしなかった」というだけの話です。

合成はどの試合も同じように戦っていますけどもね。

ジャン選手の調子を見ながらでいいのですが、いろんな戦い方ができた方がチームとして有利に働くはずです。

逆に悪かったセットは、合成のサーブに阻まれたというところもあります。しかもサービスエースを多く取られてしまいました。

それ以外でも、両OHがもっとレセプションしながら攻撃に参加していかないといけないと思います。

特にバックアタックですね…ツイでは「bick(バックロークイック)」と書いていますが。

ジャン選手のスパイクが決まっている間はいいのですが、そうではない時、もっと足を動かさないといけないですね。

この辺が今後どう影響するかわかりませんが…ここから天皇杯試合終了までが体力勝負ですので、付け込まれないようにしなくてはなりませんね。

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