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Vプレミアリーグ男子16/17 第3週 11/12 パナソニックvsJTのミカタ

2017-04-23JTサンダーズ, Vリーグ16/17シーズン, パナソニックパンサーズ

どうも。今日も観戦お疲れ様でした。リオです。

昨日の試合から先に記事を書いていきます。

試合結果

パナソニックパンサーズ 3-1 JTサンダーズ

実況

試合のポイント:最後までサーブを攻めること

この対戦カードですと、どうしても「深津兄弟セッター対決」とか「クビアク選手と越川選手のイタリア時代元チームメイト対決」につい目が行ってしまいますよね。

まあ、コートを挟んでトスを上げている深津兄弟は確かに本当に面白いんですよね。兄がクイックを使えば負けじと弟も…みたいな(笑)

それはさておき、この試合の2セット目まではとても見応えがありました。両者1歩も譲らずでしたね。

3セット目以降はパナ優勢に変わり、JTが2セット連続で落として負けてしまいました。

JTのジャンプサーブ勢がほとんど入らなかった上に、あまり意図もなく崩すこともできていなかったということが問題でしょうか。

やはり最初立てた作戦はやがて相手に対応されていきます。

対応されてからが本当の勝負ですよね。そこからもっと上を行く策が必要だったと感じます。

良い攻防もたくさんありましたし、3セット以降の失速がなければ、JTが勝っていてもおかしくはなかった試合でした。

あと気になったプレーなどがありましたので、今回はプレーについてピックアップしていきます。

第1セット:「流れ」がJT。パナはトスの修正が急務だった

「流れがJT」ということは、つまり言葉にすると、『JTのサーブが効果的で試合で優位に立っていた』ということです。

そして、既に守備が整っていたJT。

もちろん良いサーブがあるから、ディフェンスも良くなるんです。

パナの攻撃枚数を減らし、スパイカーが不利な体勢で打ったスパイクをブロックに引っかけて、ディグして自分達がスパイクを決める。理想的な形です。

パナ側はというと…

それでも得点に繋げるクビアク選手は凄いのですが、その前にスパイカーが打ちやすいトスを上げてほしかったですね。失点するばかりで。

第2セット:逆転するまでは完全にJTペース。パナはまだ低空飛行

序盤からやっと思い出したように深津英臣選手が山内選手のクイックを使い始めますが、とても低い…。

JTは全チームの中でも1人1人の身長は高い方とは言えません。ですが、リーグトップクラスのサーブ力でカバーしているチームです。

ただでさえ山内選手・福澤選手・清水選手など、国内でも打点が高く代表にも選ばれるようなスパイカーがいるパナが、JTのブロッカー陣にワンタッチを取られまくっているということは、セットの高さに問題があることは1つ原因として考えられますよね。

テレビ中継のアナウンサーも例外ではありませんが、実況の方は「最高到達点」というものをもっと慎重に取り扱ってほしいですね。

いつもその到達点からスパイクを打てているわけではないんですよ。

レセプションで狙われたり、ディグで転ばされたり、トスが低かったりネットに近かったり短かったりして、スパイカーには必ず邪魔が入り不利な体勢でスパイクを打つ羽目になりますからね。

背の高い選手でもネット上の通過点は決して高くはないんです。ワールドカップ中のモーションスカウターがそれを物語っていましたよね。

そして、

JTはスパイカーに対して複数でブロックに着いていて、プレッシャーをかけていたんですよ。

身長は劣るかもしれませんが、ブロックを複数で対応すること+パナのセットは低くなり通過点は低い状態でしたから、JTのブロックでワンタッチが多くなっていました。

そこからディグ・スパイクを決めてブレイクを大量に取ることができていたのです。サーブとディフェンスの連携です。

しかし、後半になってくると、JTの攻撃的なサーブやディフェンスは狂い始めます。

第3、4セット:パナ優勢。JTのサーブがおかしい

しかしパナはトランジション・アタックが徐々に決まり始めていたと思います。だからブレイクを取ることもできていましたね。

パナ側のサーブ効果があったどうかは微妙です。単発でサービスエースなどは取れていましたが、JTはクイックやバックアタックは使えていましたし(つまりスパイカーが攻撃参加できていた)、他の攻撃も悪いとは思えませんでした。

そして、ちょっと気になるのがこのプレーですね。

ルブリッチ(ルーベ)選手のライト側のストレートコース・スパイクに対して、待っていたのがクビアク選手。

バックローテーションでOHの選手はディグするために動くのですが、大体どのチームもOHはバックセンターに配置しています。

ルブリッチ選手のライト側のストレートスパイクをクビアク選手がディグするということは、クビアク選手が戦術的にバックライトを守る布陣を取っていたということになります。

これは意図はわかるんですけど、いい戦術かと言うと微妙です。

元々OHの選手がバックセンターにいるのは、ディグした後にすぐ真ん中からのバックアタックに助走していくためです。

攻撃枚数を確保するためでもありますね。

しかし今回のこの配置の意図は、ディグのいいクビアク選手にルブリッチ選手のストレートスパイクを拾ってもらうという意図であったと考えられます。

スパイクは?助走しないの?というところ、気になりますよね。

東レ辺りは、OHの鈴木選手はバックレフトからでもスパイクを打ったりしますが、パナはそういう戦術をするのかどうか。

対角の福澤選手は普通にバックセンターにいましたからね。どう思っているのか。表情も冴えませんでした。

ただクビアク選手のディグ力頼みだったので、残念に思いました。

ルブリッチ選手も、ストレートコースばかりではなく、クロスに打つなど工夫がほしかったですが。

4セット目に入り、それでもJTはクイックとバックアタックを多く使っていて、前週より深津旭弘選手が修正してきたのが印象的でした。

あとはJTのOHが、スタートの越川選手・安井選手から越川選手・八子選手に替わるのですが、

この辺の采配も少し気になりました。確かに越川選手のサーブはパナも相当嫌がっていましたしね。1発があるなら、いてくれた方が良かったのかもしれませんが。ベテランですから、悪くても悪いなりに何とかしてしまいますがね。

あと安井選手はパワフルでいいスパイカーなのですが、スタミナがちょっと気になります。

この3人で何とかしていくしかないのが苦しいところですね。

ただ、本当にもうJTはあともう少し踏ん張れば勝てていたかと思うので、最後までサーブで攻めてほしかったですね。

強いサーブもそうですが、コントロールで工夫をしてほしかったです。

少々ルブリッチ選手の波も気になりますが、後半はパナが苦しまずに勝てていたので、先に力尽きたJTが負けてしまいましたね。

でもこの試合は2セット目までは本当に見所がたくさんあったので、今週オススメの試合の1つです。

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