バレーボールのミカタ

バレーを気持ちで語らないブログ。「ハイキュー!!」も現物も。年間100試合近く観戦するバレーヲタが語ります。

OQT2016 龍神ニッポン

固定観念の排除とは…ブロックに捕まっても「読まれていない」?

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さて、ついにOQT男子が始まるので、龍神ニッポンのテーマについて考えて行きましょう。

これはOQT直前企画です。男子大会が始まる前に、バレーを楽しく見るためにおさらいしておきたいなと思うことをいろいろ書いていきたいなと思います。

男子の場合ですと、女子よりもジャンプサーブが主流だったり、ブロックとの攻防が激しかったりします。

ディフェンスも日本女子と比べて組織的な男子バレーはいろいろ知ってほしいところでもあります。

コンビが「読まれた」とは一体どういうことなのだろうか

ブロックに捕まった場合は解説でよく「コンビが読まれた」と言うことが多いはずです。

それが正しいかどうかはさておき、解説では言っているのは「相手ブロックにトスの上がる先(打つスパイカーの位置)がブロッカーの推測で的中した」状態だと思ってください。

ハイキュー!!で出てくるゲス・ブロックです。

ゲス・ブロッカーとして登場するのが、白鳥沢学園の天童です。

セッターの動きを見ながら、瞬時にトスが上がる先を推測して、あらかじめ予測しながらブロックに跳びます。

ブロックの跳ぶ先がハズレると、検討違いの方向へ跳んでしまうので、無駄な動きが多くなるしノーブロックで相手を打たせてしまうというデメリットがあります。

しかしタイミングよく手に当たったら、シャットアウトする可能性の高いブロックです。

世界標準として主流のリード・ブロックとは真逆のブロック戦術ですね。ブロッカー個人の読みの良さ、勘の良さに依存します。

コミット・ブロックはまたちょっと違った戦術の1つです。

よく解説席ではゲス・ブロックとコミット・ブロックを混同しがちですがね。

クイックなどの早い攻撃がブロックに捕まっていると「コンビが読まれている」のだろうか?

それはYESの時もあれば、NOの時もあります。

YESの場合は、スパイクをゲス・ブロックまたはコミット・ブロックでシャットアウトされた(した)状態です。

あらかじめ予測して跳んでいくので、スパイクを打つタイミングとブロックの手が出てくるタイミングがほとんと一緒になります。

ブロッカーもスパイカーが打つ前からブロックに跳んでいるのでわかりやすいです。

そして重要なのは「NO」の場合があるということです。

「コンビ」は読まれてない!?

「NO」の場合というのは、相手がリード・ブロックで跳んでいた場合です。

トスが上がったのを見てから跳ぶブロックですから、あらかじめトスの上がる先を読んでいるということではありません。

どんなに早い攻撃でも、リード・ブロック…遅れてきたブロックでシャットアウトする(される)場合はあります。

それは「トスが低くなってしまった」時です。

ですので、解説ではリード・ブロックでクイックがシャットアウトされてしまった場合は「読まれた」と言うのではなくて、「トスが低くなった」と指摘するべきですよね。

その差は結構大きいです。

解説は本当に気を付けてほしいものです。

もしそんな場合を発見したら、皆さんもTwitterで指摘しましょう(笑)

リード・ブロックとコミットやゲス・ブロックの見分け方

単純にリード・ブロックを戦術として取り入れているかどうかで違ってきます。

アメリカやロシアなどの強豪は、ほとんどリード・ブロックで、ディフェンスの布陣なども正確に決まっているディフェンス・システムを持っています。

トータル・ディフェンスですね。日本ですと昨シーズンで2冠を達成した豊田合成トレフェルサが使っています。

ですので、アメリカやロシアのようなチームはコミットやゲス・ブロックなどは全然見られません。

このように、まずは相手チームで判断するといいですよ。

ポーランドは結構クイックにコミットで跳んで来たりします。

しかしリード・ブロックで跳んでいる時は大概クイックに対して遅れてブロックが跳んで来るので、スローですと確実にわかるかと思います。

フランスはリード・ブロック徹底だったかと思います。

イランはわりとワールドカップではコミットもしていましたね。オーストラリアもそうですか。

カナダもリード・ブロック寄りです。若手中心で来ていたので、あまり参考になりません。

中国はコミットもあったと思います。1年程対戦していないので、記憶が曖昧ですが。

日本はリード・ブロックに取り組んでいるそうなのですが、蓋を開けてみないとわからないところがあります。

アメリカ遠征ではリード徹底ではなかったですので。出ていたMBの選手個人によるといった具合でした。

本当に蓋を開けてみないとわかりませんね。この辺は。

とにかく、解説川合さんだった時は全部「コミットした」と言うので、それには惑わされないでくださいねというお話です。

個人が嫌いとかじゃなくて、勉強してくれると良いんですけどもね。自分のやっていた古いバレーのままですのでね。

解説にも「固定概念の排除」を…!

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