バレーボールのミカタ

バレーを気持ちで語らないブログ。「ハイキュー!!」も現物も。年間100試合近く観戦するバレーヲタが語ります。

OQT2016 火の鳥ニッポン

OQT2016女子大会 5/18 日本vsタイ

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皆様、観戦本当にお疲れ様でした。リオです。

酷く泥試合だったなぁ…

タイが良くなかったと言えばそう見えるのかもしれませんが、日本も決して良くはなかったです。

いらないのにラリー中のチャレンジを引き受けてしまったりして挑発していましたよね。また、日本からもチャレンジを仕掛けていったりと、ベンチワークに悪さが目立ちました。

どんなベンチワークがスマートなのかは後程語るとして、審判も全く機能していなかったのでどうかと思いました。

イエローカード2枚出した時点でレッドカードのはずですし。レッドはあまり出したくないんですかね。

それにしてもタイのメンバー交替を認めなかったりしたのはどういうことだったんでしょうかね。


もう最後の方は思い出しても嫌だったなと思うのですが、とりあえず良いところは見られたし、問題点も見つかったので書いていきたいなと。

ブロックが機能していて、しつこくワンタッチを取りに行っていた

し、それに対するフロアも奥でかまえていて、韓国戦よりもブロックアウトのボールを格段によく拾えていたのが良かったなと。

昨日元代表でやっていた大山加奈さんがTwitterで実況してくれていましたが、アドバイスがあったかのように違いました。

5セット目なんかはリードブロックでタイの時間差に3枚ブロックでシャットアウトもしていましたよね。

ブロックの劇的な変化が良かったのではないでしょうか。

序盤はフロアがちぐはぐでしたが、後半になるにつれて修正されていってどんどん拾えるようになっていきました。

対応能力はさすがです。

メンバー交替で何とか乗り切った試合

古賀選手に替えて木村選手、長岡選手に替えて迫田選手、島村選手に替えて山口選手と入れ替えたのは良かったと思います。

スパイカーが片寄りがちで、特に長岡選手はベストなパフォーマンスをしているようには見えなかったので。

それでも最後の方なんかは今度は迫田選手の疲労を感じてしまいましたが、それでも何とか乗り切った感じでしたね。

しかし山口選手はブロックはやはりサボりがちだったので微妙でしたが。

島村選手のブロックを捨てる意味がわかりませんでした。

山口選手の隣が宮下選手で、宮下選手のおかげでサイドのブロックは持っていましたが、真ん中からの攻撃には相変わらず対応できていませんでしたね。

山口選手は確かに低くて速くなっても何とかしてくれる頼もしい存在なのかもしれませんが、ブロックは本当に厳しいなと思います。

山口選手が前衛の時に全然ローテーションが回らなくてですね。

よく勝てたなと思います。

問題点①:やはりサーブが弱い

サーブが走ってきたなと思えたのは、4セット目からでした。

今回出ていたメンバーでは、木村選手・荒木選手・宮下選手・石井選手はサーブがいいと言えます。

そこでようやくブレイクできたなと思えたのが本当に4セット目くらいからで、それまでは良いコースには打てていたんですがタイに拾われて対応されていました。

もっと攻めなくては、楽に勝てる試合なんてありませんよ。

相手の厳しいコースへ打ち込んでナンボです。これはディフェンス並に早く修正してほしいものです。

問題点②:トスが…

落ち着いている時は良いのですが、やはり宮下選手が焦ってくるとブロックを振り切ろうとするのか低く速くなってしまうのでスパイカーが打てないという場面が出てきてしまいますね。

ここで、トスを上げているのは宮下選手なので「宮下選手が悪い」と戦犯のようにしてしまうのはどうかと思いますね。

やはり一旦交替するなり、落ち着く場所が必要です。もうちょっと選手を守ってあげてください。起用し続けるのがいいというわけではありません。

万が一五輪に出られないという事態になりますと、かつて竹下佳江さんがそうだったように、このままだとほぼ確実に彼女が叩かれます。

そうやって有望な若い選手を潰すのはやめにしてほしいです。

私も「セッターを交替しよう」と呟くことはありますが、交替自体はもう少しポジティブに捉えるべきです。

一旦ベンチに下がったからそれで用済みということではありませんし。修正する必要があるんです。

宮下選手は長身でサーブ・ブロック・ディグがうまいというバレーセンスの塊です。

今日の試合で全く貢献していないということはなかったです。

トスミス分が多いので、まだまだマイナスにはなってしまいますけどもね。

スパイカーはもっと要求するトスをダイレクトに伝えることも必要です。

宮下選手は上げても上げてもスパイクミスになると、どんなトスを上げればいいのかわからなくなってしまうと思います。

スパイカーからのアプローチがちょっと見られましたが、もっと勝つために必要なコミュニケーションをしていってほしいです。

問題点③:明らかに失敗しそうなチャレンジを吹っ掛ける行為

ベンチワークは本当に酷かったわけですが、1番はメンバー交替よりもチャレンジでしょうね。

明らかに「これはチャレンジ失敗するだろうな」というのに、無理矢理チャレンジをしていくのはどうかと思います。

どうしても審判側にもジャッジミスはあるので、ワンタッチやタッチネットは確実に成功する分だけを取っていくのがいいかと思います。

そうでなければ試合が長引くだけですし、今回のように無益なチャレンジ合戦など始まってしまいます。

スパイクのワンタッチなどは、選手達の表情を見ていればどんなジャッジなのか大体わかってしまうところがあります。

自信ありそうにしていたら、「これは触っただろうな」とか。

最後までずっとチャレンジを取っておいて、セットポイントなどの大事な局面で使っていくと。

そもそもなんですけど、やはりこういうのは監督がきちんと選手の動きを観察する必要があるんですよ。

ネットがちょっと揺れただけで、ネットタッチのチャレンジを申し込んだりは無謀だと思います。嫌な流れになる場面もありましたし。

特に相手コートの選手達のちょっとしたミスを突くことができれば、相手に嫌がらせすることができます。

今回OQTに参加しているイタリアのボニッタ監督は、チャレンジの使い方がとても上手なので見ていてほしいです。

番組として見て思ったこと

今回TBSの方で中継がありましたが、実況の新タアナウンサーが知識豊富で良かったですよね。

「ブレイク」などの用語は自然に出てきますし、きちんと説明してくれます。

また竹下さんが「相手の攻撃パターンを確認してほしいです」と言うと、「相手前衛は現在2枚で、こういう攻撃やこういう攻撃を使ってきていましたね」といろいろなパターンまで把握しています。

さらにレセプションの時の相手の数などもよく見ていて、「現在レセプションの体形は2枚です」など伝えてくれます。

新タアナウンサーはオススメの実況さんです。

NHKの広坂アナが素晴らしいですが、民法ですと新タアナがオススメです。よく聞いてみてください。

しかし最後の局面などでよく出てきた「ユニフォームを着ていないメンバーも祈ってます」などのリポートが結構あの場面にそぐわないと感じたのでやめてほしかったです。

せっかく新タアナが知識豊富なのに、戦術の話がもっとほしかったですね。

サーブの狙いどころなど、もっと話せる人がいればなと思うところです。

今後の見所

辛くも2敗は免れましたが、今度はヨーロッパ勢などの試合が待っています。

それまではあまり良くなくても、日本戦になると急に良くなってきたりするものです。

ともあれ、あの韓国よりもサーブがいいチームと当たることになります。イタリアです。

ここではさらに「レセプションが乱されて攻撃できなかった」なんて言っている場合ではなくなります。

崩されても、攻撃まで持っていけるか?というのが課題になります。

サービスエースはある程度仕方ないと割り切って、上に上がったボールをスパイクに繋げるということをしていかなくてはなりません。

また今後はそれ以上にサーブで攻める必要があります。

レセプションのいいアジアの国との試合はもう終わったので、今後はあそこまで苦しむことはないかと思いますが。

サーブで崩された相手を見て、「ここでブレイクするんだ」という意識に少し欠けると感じるんですよね。

ブレイクのチャンスを逃さないように、ブロックでしつこくワンタッチをしたり、その後のトランジション・アタックでセットを丁寧にスパイカーへ持っていったりと「是が非でも」という意識がほしいです。

それが勝敗を左右すると思います。今後に期待しましょう。

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