バレーボールのミカタ

「ハイキュー!!」も現物も。年間100試合近く観戦するバレーヲタが語るバレーボールの見方。




OQT2016 龍神ニッポン

OQTとは生き死にである…

更新日:

このエントリーをはてなブックマークに追加
LINEで送る
LinkedIn にシェア
Pocket


もうテレビCMなどもスタートし、いよいよという感じがしてきましたね。どんな結末が待っているのでしょうか。男女共にリオ五輪に行けない可能性もゼロではないため、今後どうなっているのか大変気になっています。連日記事にしたくなるくらいには。

何度も言うけど、OQTは五輪の「世界最終予選兼アジア大陸予選」

リオ五輪へ向けて最後の切符を争う大会が行われるわけです。リオ五輪だけではなくて、今まで前回のロンドン五輪もOQTが行われました。バレーボールのアジア大陸予選に関してはここ何大会も日本で開催されております。

バレーボールの五輪参加の歴史

■シドニー→男子×、女子×
■アテネ→男子×、女子○
■北京→男子○、女子○
■ロンドン→男子×、女子○
■リオ→??

女子も五輪に行けなかった時がありました。シドニー五輪の時です。最小セッターでお馴染みの竹下佳江さんも出場していて五輪出場を逃しました。それまで女子は五輪出場をOQTで逃したことはなかったので、歴史的にも酷いなと思った程のバッシングの嵐でした。

男子も行けませんでしたが、それまでもちょくちょく出場を逃していましたからね。男子は低迷期と言われ続けているので、汚名返上してほしいところです。

アテネ・北京・ロンドンの3大会のOQTは解説の山本隆弘氏も参加しました。16年ぶりの男子バレー北京五輪出場は記憶にある方も多いかと思います。最後は当時のキャプテン・荻野正二選手のレフトスパイク。お手本通りのブロックアウト。そして植田監督が床に倒れ込んだあの景色は今でも覚えています。当時、会場にいましたしね。

ロンドンの頃は私はあまり見ていなかったのですが、女子もハラハラしましたし。

バレーにおいて、OQTとは生き死にである

その後のバレー人生を左右します。天国か地獄か、そのどちらかでしかありません。五輪出場を逃せば地獄が待っています。

竹下さんもシドニー五輪を逃した後、一旦バレーを辞めています。それほどまでに影響します。本当に生きるか死ぬかの大会なのです。

男子はほとんど死に体です。人気は下がっていく一方です。特に北京へ出場する前は何大会も連続で逃し続けていたため、人気はほとんどどん底でした。北京後進化を問われたロンドンでも逃したことで、どんどんバレー離れは進んでいます。

リオ五輪直前に若手を起用して少し明るい材料が出てきましたが、それもなければもっと酷い状況だったように思います。

私はこの1つ前のアトランタくらいからバレーを観てきました。女子代表監督の眞鍋監督や南部監督が現役時代だった頃の大会でした。

男女共にシドニー五輪を逃したのは本当にショックが大きかったのでとても記憶にあります。竹下さんもそうですが、記憶にある方もいらっしゃるような気がしますが、高橋みゆきさんなどが泣きじゃくっている姿が記憶にあります。本当に悔しい時ってこういう時だと思います。

男子のシドニーと言えば、加藤陽一さん(現・久光製薬コーチ)も出場していました。その後イタリアへ渡ったりと歴史を作ってくれた選手でもあります。ビーチへ転向した朝日健太郎さん、西村晃一さんなど人気がありました。

アテネと言えば、女子は何と言っても「メグカナ」ですよ。2人共当時10代と若い世代が出てきて、とてもワクワクしました。栗原恵選手は日立リヴァーレで現役をしていて、大山加奈さんは何年も前に現役を引退されています。男子は山本氏がスーパーエースをやっておりました。

何とも懐かしい。北京やロンドンなんてまだ最近のような感じがします。アテネ世代ですとほとんど選手が引退していたりしますが、北京世代ですとまだ現役な選手がいるんですよね。30代に突入していますけど、まだ現役でやっている選手がいます。当時主力であったWSの越川優選手やゴッツこと石島雄介選手はまだ現役で、スタメンで試合に出ています。彼らは当時まだ若かったですけどね。

荻野さんはさすがに何年も前に現役を退いていて、今はブラジルでバレーを学んでいるんだとか。リベロの津曲さんはサントリーサンバーズでコーチに携わっています。セッターの宇佐美さん・朝長さんはどちらも母校の高校で指導者をしています。春高などでお目にかかれますよ。

ロンドンメンバーはまだまだ近年ですが、女子はガラリと入れ替わっています。当時ベテランが多く在籍していたのもあり、ロンドンでメダルを獲ってそこで引退された方が多いです。竹下さんもそうでしたね。一気に若返りました。
男子は途中までベテランがいたのですが、ゲーリー氏を失脚後に一気に若返りました。2年前のアジア大会までは越川選手なども代表に呼ばれていましたけれども。

その歴史を見た上で、最近メディアにイラッとすることが多い

きちんと見ていれば、記憶が薄くても大体のことはこうして思い出すことができます。まず選手達に嫌なイメージが付かない為にも、事実はきちんと伝えましょうということですね。

「北京五輪出場」の肩書きはそうですが、清水選手と福澤選手は当時大学生で、決してチームを牽引している存在ではなかったです。今は石川祐希選手など若い選手が牽引していると言っていいですが、当時は残っていたベテランが2人を五輪へ「連れていってくれた」んです。

まるで試合にたくさん出場していたような経験者とまで書かれていり言われたりすると、ちょっと事実とは異なるなと思ってしまいます。

選手達が悪いわけではないのですよ。これだけは言っておきます。

けれども、こういうことを書かれるとその選手にいいイメージが付かないですよね。媒体そのものを信頼できなくなります。よく調べて書いたり話したりしてほしいものです。

某若手選手が「リオも経験しておきたい」と番組でおっしゃっていたことについて

先日のバレーボールチャンネルの時ですね。

ええとね。は?って思いましたよね。

何度も言うようにOQTは「生き死に」です。

そんな甘い考えの人には、日本代表になってほしくはないです。

確かに次は東京五輪です。日本チームは必ず出場することができます。今回のようなOQTという大会そのものに出場することがないでしょう。

次世代の若い選手達は日本代表に選ばれれば五輪に出場することができます。ですので、リオ五輪はあくまで「五輪の場に慣れる機会」と捉えているのかもしれませんね。

甘いよ

そんな軽い考えで、勝ち上がって五輪へ出場できるほどOQTは甘くはないですよ。五輪を何だと思っているの?

4年に1度順番で巡ってくるただの世界大会ではありませんよ。

五輪出場を逃せば、もうバレーを辞めようと思うくらいになりますよ。何度も何度も苛まれます。

何度もOQT敗退を見ている私が言います。

「東京五輪へ向けて」という報道が過熱していることに問題を感じる

選手もそそのかされているのかなと思ったりもします。勿論記事の文章やインタビューなどがその選手の全てを表現していないことは理解しています。

テレビマンが「そういうコメントがほしい」と言うので、選手が何も考えずに応対したのかもしれないですよね。それはわかっているんですよ。

でも、正直その選手のイメージは悪くなりましたよ。

NEXTですら、「次は東京だからリオも出ておきたい」なんて言う選手がいたら私は怒りますね。

幸い柳田選手は先輩メンバーのことも考えているし代表の自覚も出てきているようですし、石川選手は相変わらず「全部勝ちに行く」とおっしゃっていて、頼もしいなと。山内選手は技術向上へ真っ直ぐ前だけを見ているという印象でした。

むしろワールドカップも出場していたから、OQTがどんな大会であるのか肌で感じているのかもしれません。

ともあれ、若い選手には「日本代表には、才能があって主力のプレミアのチームに入れれば呼ばれて~」というイメージでもあるんですかね。

日本代表ってそんな単純なものじゃないですよ。勘違いしないでいただきたいものです。

まあ、OQTが近くなってくると、プレッシャーが強くなって「リオも出ておきたい」なんて言っていられなくなると思いますけどもね…行けるかどうかは五分五分以下ですしね。

OQTは毎度「とりあえず死なないでね…生きてね」という気持ちになりますよ。本当に天国と地獄。選手の生き死にがかかってますから。

本来ならメディアも「東京五輪へ向けて」なんて言ってられないはずなんですよ。

「とにかく今は目の前のリオ五輪の出場権を取ります。そのことに集中します」と言う選手が信頼できるし、日本代表として相応しいですよね。

というか、そんな通用するかどうかもわからない若い選手を日本代表に呼んでいるベンチが1番問題ですし、OQTという重要な大会に出場させようとしていることが1番の疑問なんですけどもね。

OQTのことをナメすぎじゃないのか?と思いました。











■DAZN見るなら、Amazon fire TV

■バレーボールの遠征費は、マイルを貯めやすいクレジットカードを持つのがオススメ

・ANA

・JAL

■おすすめ記事セレクション

1.私の自己紹介

2.攻撃参加意識についてハイキュー!!を交えながら考える

3.バレーボール観戦方法まとめ

4.ケガをしていても無理して試合に出場するのは素晴らしいことなのかどうか…ハイキュー!!では?

5.これからの日本代表…海外経験とは言うけれど、本質を見失っているような気がする件

6.「サーブレシーブが乱された」はもう負けの言い訳にはならない

7.まだ「サーブミスが多かった」なんて言っているの?

■ハイキュー!!最新刊&おすすめバレーボール雑誌

■相互リンク中!バレーボール・スクエア様

バレーボールファン皆さんと一緒に作っていくサイトです。

-OQT2016, 龍神ニッポン

Copyright© バレーボールのミカタ , 2017 All Rights Reserved.