バレーボールのミカタ

「ハイキュー!!」も現物も。年間100試合近く観戦するバレーヲタが語るバレーボールの見方。




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OQTへ向けて。ケガをしていても試合に出場して、それは素晴らしいことなのかどうか

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これもバレー界にやたら多く、考えたいテーマでした。

よくあります。それこそ、石川選手は膝を痛めているという情報は結構前からあったり、それでも試合にずっと出場し続けたり。

以前かなりあったのが、清水選手のケガを押しての出場が多かった時期がありました。ケガ明けすぐのOQTに出場していたりもしていました。

選手達の気持ちを汲むと、OQTに出る、オリンピックへ出場するチャンスを掴む大会に維持でも出たいことであったり、または人気選手ですと自分が出場しないと集客に関わってくるなどのプレッシャーもあったりするかと思います。限られた大会に出ることは人生のステータスなのかもしれませんが、正直、ケガしている選手はどんな名選手であってもいりません。

それでも元の通り動ける状態まで回復しているといいのですが、なかなかそうもいきません。酷い時はジャンプすら見ているだけで可哀想になってくるくらいに跳べない状態だった時もあったりしました。これはもう見ていて辛いです。

痛そうだからトスを上げないであげてと思ってしまうのですが、トスが上がらないのではスパイカーとしてコートにいる意味もありません。攻撃に参加してもらわなければ、ブロッカーを惑わすこともできませんし。

そうなってくると、やはりコートにいるべきではないと思うし、ケガしている選手がいることによって負けてしまった場合は、その選手が敗因の言い訳になってしまいます。

いくら選手が自分で出場していて結果負けてしまっても出場できたことに満足できるのかもしれませんが、それでは困るのです。選手個人だのベンチの集大成だのの満足を得ようとするために、バレーの人気を落としてしまう結果になってしまいます。今まで実際そうなってきましたしね。

それもこれもメディアに作られた舞台で選手達が無理をしているだけということか

メディアやスポンサー企業など、時に残酷だなと思ってしまいます。そんなに無理に試合に出なければならないのか?と感じています。特にケガ明けにまたケガをしたりしていては回復も遅れますし、試合勘も鈍っていきます。そして最悪選手生命に関わる重大なケガになりかねません。

ケガはしないことに越したことはありませんが、石川選手は大学リーグと海外留学、また大学リーグとワールドリーグ・ワールドカップからの大学リーグ・天皇杯など連戦でかなり消耗しているのは目に見えています。もうケガして当たり前でしょうと思ってしまいますね。

これだけバレーできる環境で酷使され続け、休みも年始明け1ヶ月程でしょうか。

特にワールドカップ終わりは休ませてあげてほしかったです。大学リーグは石川選手のおかげで大分集客できたのでしょうけど、それでも本当に使いすぎでしょと思いました。

天皇杯の東レ戦辺りはかなり状態が酷いのにトスが上がってくるので無理をしていたのが目に見えていました。メディアに大分出た試合だったですし注目もかなりされていたのですが、これでは酷いなと思います。

ご本人の意思や意地もあったかとは思いますけど。

というか、そもそもバレーはチームスポーツなので、交替で何とかするべき

○○選手ありきではなく、本当にリザーブの選手で同等の力を持つ選手をベンチに入れておくべきですよね。何か異変があれば対応できるように、ベンチの選手にも戦い方の意識を統一することも大切です。

代表候補メンバーがたった20名に絞られたのに、それでもスタートはこの選手で行くしその選手以外はあまり起用する気がないのが見え見えです。

これではVリーグのチームなんかも自分の選手を代表に出してほしいとは思わなくなりますよね。それよりも目先の国内大会で試合で頑張ってほしいと思うのは当然なのではないかと思います。

所属チームは自分達の所属する選手達に誇りを持っているでしょうし、実力もわかっていると思います。それなのにちょっとしか出番がないことや力はあるのに起用されないなど、実力も試されずに「いらない」「ほとんど使わない」と大事な選手を返されるのは納得がいかないでしょう。

そして結果、選手達が日本代表に憧れないし、代表に選ばれることに誇りを持てないのです。

たまにハイキュー!!を読んでいて辛いと思うことがある

実はハイキュー!!に出てくる生徒達=選手達というのは、テレビで試合を観たり世界のプレーヤーの動画を観たりバレー雑誌を読んで勉強し研究していたりもします。バレーが大好きな子達ばかり出て来ます。そして、代表に憧れたりするようなセリフも出てくるんです。古舘先生のバレー愛を感じることができます。

現実はというと、石川選手も少し前までは「代表にどんな選手がいるのかも知りません。テレビでバレーを見てません(バレーは見るよりやる方が好きというご主張)」の一点張りだったのが印象的でしたし、ほとんどの学生のバレー選手達がテレビで国際大会など見ないのです。特に強豪校の。

「ほとんどの」と言ってしまうと語弊があるかもしれません。しかし「かなりの」と言えばそうだと思います。

時々代表やプレミアの試合で、明らかにバレーをやってそうな学生さん達が試合会場まで足を運んで観戦しているのを見かけると微笑ましいです。

強豪校などは朝練、昼練、夜練とずっと練習ばかりしていて試合を観る暇がないというのはありそうですけどもね。しかしテレビでも試合を観ないというのは悲しくなりますね。

これもメディアが選手にしか注目せず、バレーを伝えないことの弊害なのでしょうか。若い選手達はバレーが好きだしもっと質がいい放送が見たいし研究したりしたいと思っているのかもしれませんよね。

バレーボールはショーではない

ショービジネスの世界などでは、ケガをしても何があっても途中でショーを止めることはなかなかできません。ステージに立つことが当然ですしプロのプレイヤーの世界はそうです。それで集客できるし、お金も集まります。

対して、バレーはスポーツです。勝敗があります。観る人が楽しむのは勝敗を楽しむんであって、例えスポンサーや日本代表の看板を背負っていても、ケガを押してまで選手が無理をする必要はないと思うのです。

個人スポーツであるテニスやフィギュアスケートなどは選手がケガをしたりプレーを続行できないと判断したら無理をせずに棄権しますよね。フィギュアは近年無理をする選手がたまにいるので、それもどうなのかと思ってしまいますが。

個人スポーツは他に替えの選手などいないからですが、バレーはどうでしょうか。バレーはチームスポーツですので、控えている選手達が必ずいます。

お金を払って会場に入って推しの選手のプレーが見られないというのは確かに残念ではありますが、ファンなら無理して試合に出ている姿を見ていて辛くなりませんかね。まして無理して出て動けずチームも負けてしまった場合はどう思うでしょうか。

バレーは人気の火付け役を選手個人に依存しているのが大きいため、結果が蔑ろにされがちです。本当なら日々バレーを観たりはしないけど、テレビでやってたら観るよという人は多いはずです。

そういう方々にバレーをもっと観ていただくには、やはり結果が求められると思います。○○選手が出るからというのは後付けになり、本来ならば一般視聴者はバレーの試合結果を楽しみにしているはずなのです。

そもそも結果が出れば人気は必ず付く

女子サッカーやラグビーはそうですよね。その後にこんな選手がいるなど注目が集まっていくのです。バレー界は何故か結果の前にこんな選手がいる、凄いと持ち上げるだけ持ち上げて、選手を酷使して潰していくのがオチです。

ケガした選手をわざと起用して負けたときの言い訳を作っているように見られても仕方がありません。

男子はワールドカップで久々にワクワクした試合内容が見られたし近年の男子にしては成績も良かったです。やはり結果は必要なのですが、勝つために必要なことをやっていたから面白いと感じた人も多かったんだと思うんです。課題もたくさん見つかりましたけどもね。

そして今度のOQTでは必ず結果が求められます。結果が出なかったら、人気は落ちます。これは結構確実だと思います。

「○○選手と心中する」とか言う監督は何なんだ…

勝手に1人どうぞとしか。選手は巻き込まないでいただきたいものですよね。将来がまだあるんですから。代表としてやれるかどうかは若い選手にもっと凄い選手が現れるかもしれませんしわからないですけども、選手としてあと何年かバレーはできますよね。

ケガしていても試合に出場するのは、スポーツは確かに見せ物な部分もあるけども、ショーではないので勝敗が優先だし選手が無理する必要はないんです。控え選手も全部起用して、何かあった時のために対策しておくのです。「全員バレー」ってそういうことですよね。

監督が「心中する」とか言う時はもう策がないんだなと受け取りますけど、別に格好良くはないです。結構無様です。

スポーツをそういう見せ物として配信することで、一般視聴者には呆れられているのではないかと思います。

さて、OQTだが…

女子はまあ、大丈夫だと思います。問題は男子です。

出場権を獲得できるのは、男女ともに「アジア最上位チーム+それ以外の上位3チーム」となっています。

ちなみに男子は前回大会まで五輪出場権を獲得できる条件が厳しかったのです。アジア最上位チームとそれ以外は2チーム程で、ヨーロッパの強豪国などにその枠を取られてしまうんですよね。

この条件などは、毎回五輪の開催国によって条件が変わっていきます。開催国が有利になるはずです。今回は日本にとっては有利な条件になりました。次期が日本開催だからかな?と思っていますが。

ですので、これでリオ五輪の出場を逃したら、とっっっっても痛いです。

是が非でも勝ちに行けるメンバーで行かなくてはなりませんし、万が一選手に何かあった時の為の対策もしておく必要があるのです。

頭の中でシュミレーションをしていても、五輪へ行ける可能性は五分五分以下の確率だと思います。条件が緩和になっても厳しいことは厳しいのです。

ワールドカップと同じようなバレーをできて、そこで五分五分くらいかなと思います。ワールドカップでも当たったイラン、オーストラリア、カナダ辺りはメンバーやベンチスタッフなどを変えてくると思いますので、あの時に勝てたチームにも勝てるかどうか…と考えた時に五分五分なのです。

控えの層が薄いのが不安です。特にセッターとオポジットが。

インタビューなどを読んでいても他に不安要素は若干あるのですが、とりあえず大会が始まってみないことには何とも言えませんけどもね。

とりあえず、選手が酷使されて潰されたりなどしませんように。今後もそういった選手が出ませんように。そう祈るばかりです。











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