バレーボールのミカタ

バレーを気持ちで語らないブログ。「ハイキュー!!」も現物も。年間100試合近く観戦するバレーヲタが語ります。

Vリーグ15/16シーズン

Vプレミアリーグ女子【ファイナル】ベンチワークに注目! 3/12

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試合結果

日立リヴァーレ1ー3久光製薬スプリングス

最終順位
1 久光製薬
2 日立
3 東レ
4 NEC
5 トヨタ車体
6 岡山
7 デンソー(チャレンジ降格)
8 上尾(チャレンジ降格)

スパイカーを活かせるかどうかで決着が着いたファイナル

試合内容は例年の決勝らしくはなかったなという印象だったのですが、最後は日立が自滅で終わったように思います。逆に久光はセットが改善されてスパイカーが決められるようになってきました。

そういうところまで持っていくことができなかった日立が敗れるのは明白ですね。ブロックを振ろうと速いバレーにしていったのが逆に自身をバタバタさせる結果となってしまい、限界を感じた内容でした。勿論人間なので、途中修正していくこともできたはずでしたが、そういった会話があまりなかったのが気になりました。

ですので、今回はベンチワークに注目して記事を書きたいと思います。

やはりスパイカーが気持ち良くスパイクを打ち込むというのは基本中の基本だと思います。苦し紛れのフェイントばかりでは勝てないということですね。レギュラーラウンドやファイナル6で日立はスパイクをよく打てているという意味では良かっただけに、とても残念でした。

「クイックをもっと速く」という日立・松田監督に疑問

コートサイドからレポートしてくれた杉山祥子さんが「(MBのクイック、ブロード攻撃について)トスは速くないので、もっとゆっくり飛びにいって、合わせるようにした方がいい」という言葉とほぼ真逆の指示をする監督に疑問を感じました。

スパイカー目線の杉山さんがそうおっしゃったのは凄くわかります。MBが飛びにいくタイミングが早すぎるのは見ていてわかりました。ハイキュー!!的に言うとマイナステンポといった感じでしょうか。

しかし日立は元々「高速バレー」を謳っているわりにトスは速くなくて、スパイカーが高さを殺さずに打てていたんですよね。これが本来の日立だったと思います。何故このファイナルで急にタイミングをかなり早くしてしまったのか謎です。
そしてセットが低くなっているにも関わらず修正するような会話も少なかったです。

基本的に、ハイキュー!!の日向がやっているマイナステンポは、タイミングがドンピシャでないとスパイカーが打てないのです。空振ったりフェイントになってしまったりしていまいます。影山がいるから通用する攻撃になっていますが、実際のバレーですと、マイナステンポは試合中に合わせるのがとても難しい。実戦向きとは言えません。

「高速」に囚われて自滅していった日立

通常の日立はレフト、ライト、MB、真ん中のBAと攻撃枚数を常に4枚は確保していて、同時多発位置差攻撃というわけではありませんでしたが、何人も助走するのでブロッカーは無視することができなかったと思います。

ハイキュー!!にも出てくる同時多発位置差攻撃の真髄は、「ブロックを振るのは高速トスではなく、スパイカーの動きからなる」ということですね。日本バレー界は大半この誤解で動いていますから、高速バレー=高速トスで勝負しようとしてしまいます。
日立も最後はこの「高速」に囚われて自滅したなと思いました。

早いのはトスじゃなくて、助走を開始するタイミングというのはハイキュー!!読者さんアニメ視聴者さん達ですとよくわかる話ですよね。

ブロックが決まった要因は?と聞かれた久光・中田監督「ラッキーです」に疑問

これも謎なんですけども。戦術とかブロッカーがどう飛んでいたなどは見ていなかったのでしょうか。しかし選手主導のブロックにしても、そういった言葉で片付けてほしくはなかったです。

また、久光は途中からスパイカーが生き生きしていくのは見ていてお気付きだったでしょうか?
久光がスパイクを放てばそこでラリーが終わってしまう程によく決まるようになっていったと感じました。これも勝因の1つだと考えます。

最後は選手達を称えてくれるのですが、選手主導が行き過ぎるので、負けたら選手達のせいにされかねないと今の久光には思います。危険です。ベンチも動いてこその競技、そしてチームですよね。

現地でチャレンジシステムをテスト中?チャレンジが始まったらよりベンチの役割が重要

ファイナル6辺りから始まっていると写真付きのTwitterを見ていて気付きました。
チャレンジシステムが始まったら、海外の監督達のように試合中はずっと立ちっぱなしを余儀なくされると思います。チャレンジシステムはそれほどきちんとコート内を観察していなければ、チャレンジをかけることができません。

相手の隙を見逃さずに自分達の得点を確実に上げるというのがチャレンジの使い方だと思います。勿論誤審を減らす意味でも映像記録として重要なのですが、チャレンジを審判に掛け合うのはベンチであり監督ですからね。

日本のバレー界はこのままでいいのだろうか?という意味では、未だに試合中座ったままの監督が多いことには疑問を持たずにはいられません。コート内をよく観察し、修正ポイントを見つけたら選手達と会話することが大切だと思います。

その点男子のプレミアでは監督がコートサイドで立って試合を見ているのであまり心配はしていません。判定に対してベンチからも声が上がったりしますしね。

それに比べて女子は、ベンチワークが全体的に遅れを取っているのかなと思います。代表監督ですら座っていることもありますからね。次期リーグ開催にはチャレンジシステムが導入されてくるかもしれませんし、ベンチワークをもっと活性化してほしいと思います。

女子は終わりましたが、次は男子ファイナルですね。豊田合成の初優勝か、パナソニックの王座奪還か。楽しみにしています。

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