バレーボールのミカタ

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JTサンダーズ Vリーグ15/16シーズン ジェイテクトSINGS パナソニックパンサーズ 堺ブレイザーズ 東レアローズ 豊田合成トレフェルサ

Vプレミアリーグ男子【ファイナル6】BS中継が最高過ぎて… 2/20・21

更新日:

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熱戦続くファイナル6も中盤になりました。ここに来て、大体力関係も出てきたところで、もっと面白い試合をしていってほしいものです。ファイナル6は5試合しかないので(レギュラーシーズンは毎週8試合貯まりますからね)、2つまとめてみたいと思います。どう書いたらバレーの面白さを皆様に伝えられるかどうか、試行錯誤中なのです。

試合結果
2/20(土)
豊田合成3ー0堺
東レ3ー0パナソニック
ジェイテクト2ー3JT

2/21(日)
豊田合成3ー0パナソニック
東レ3ー2堺

順位(勝ち点)
1 豊田合成(16)★
2 東レ(15)★
3 パナソニック(5)
4 ジェイテクト(4)
5 JT(3)
6 堺(2)

豊田合成、東レはファイナル3以上が確定

まだ残り試合数が異なるのですが、ここでもうファイナル3以上へ進出することが決まりました。次週の試合では、
・豊田合成と東レの直接対決で1位通過できるかどうか(1位通過するとファイナルへ進出することができます)
・ファイナル3の残りの椅子
この2つが注目となります。
以下、1チームずつ今週の雑感を書きたいと思います。

順調に勝ち星を取り続ける豊田合成

最も安定していると言えばそうなんですが、疲れはあるはずなのに崩れないですねぇ。
いや、もっとサーブで合成を苦しめることができるチームが今のプレミアリーグにはないということでしょうか。本当に前週のJT戦で崩された印象ですが、途中でJTがサーブを緩めたおかげで勝ちましたしね。JTもそのところ不甲斐ない面もありますね。ストレート勝ちを重ねて、攻撃の手を緩めないところはさすがです。このまま1位通過で決勝ですとファイナル3の勝ち上がるチームを待つというのは大分有利ですので、このままいってほしいです。

最後は何とか勝利をもぎ取った東レ

パナソニック相手に危なげない試合運びでお見事でした。サーブで崩しワンタッチでトランジション・アタックを取るブレイクするということが本当によくできていて、ブレイク率が高いところが強さの要因でしょう。昨シーズン入れ替え戦で塩を舐めたチームでしたが、すっかり生まれ変わりました。小林監督がコート内をよく見ていて、悪かったところをどんどん修正していく、対応能力があるところがまた魅力です。修正能力が高いですね。想定外のことをされると崩れてしまうチームの印象でしたが、変わったなと本当に思います。
日曜の堺との熱戦でしたが、最後は押し切りましたね。修正能力がさすがです。特に4セット目は大差で取られるのですが、最後は逆に堺が対応できなくなってしまいました。

今週苦しむのは予想的中だったパナソニック

いいところがあまり見つからずに終わってしまいました。やはりチームコンセプトをもっと見直してほしいです。いくらサーブが良くなっていても、サービスエースを取るのは余程のビッグサーバーでなければなりません。パナはそこがまず少ない…リーグ最少です。ダンチ選手くらいでした。そして、コースに打って崩す→ブロックでワンタッチを取るまではいいのですが、トランジション・アタックがまるで決まりません。サイドアウトも決まらない時があります。これでは流れが掴めませんよね。スパイクが打てないというのは苦しいのです。攻撃ができませんからね。そしてBS中継のインタビューでは、負けたセット間で監督が「サーブ、サーブレシーブの差です。それだけです」とおっしゃっていました。それだけ?と思ったのは私だけでしょうか。スパイクが決まらないのは?というところを修正していってほしいものです。
あとクイックはもっと使わないと苦しいに決まってます。さすがに少なすぎましたよ。

試合を取れないジェイテクト

ちょっと歯車が噛み合ってない時もあるのですが、やはりサーブが走り出すとセットを一気に取る力はあるんですよね。その辺が本当に侮れないと今週は思いました。
JT戦のみでしたが、1セット目は大差で取られて、2セット目も取られて、3・4セットは取り返し、5セット目は一旦マッチポイントを握るというチームなんです。内容がいいのに、結果がなかなか着いてこなくて苦しそうではありますが。そして、メンバー交替で盛り返すことができる選手層の厚さもあるんですよね。OP古田選手→清野選手、WS高橋和人選手→浅野選手と、この思い切った選手起用がいつもいいんです。
ジェイテクトはまだファイナル3圏内なので、次週へ向けていい結果を出したいところですね。

諦めてない王者JT

ここに来て…と言ってはなんですが、サーブ力がいいJTに戻ってきた印象です。それでも1、2セットは取れるのにストレート勝ちできないところがまだ本調子なのか?と少し疑ってしまうところです。ビッグサーブが走っている時はいつものJTらしいと思うのですけど。
MBを交替することでブロックの着き方が変わってしまうことが多く、そこでディガーの配置などフロアディフェンスが崩れてしまうので、交替そのものを疑問に思ってしまうところが多いです。そこは元のままで良いのでは?と思ってしまいますね。サーブなどの強みやクイックでの決定力を狙っての起用なんだと考えられますが、連携を取りながらのブロックフォローなどネット際のボール処理能力の高さがあるJTなので、ブロッカーは替えない方がいいのでは…と思ってしまいます。結果勝つので…王者の意地ですか。凄いのですけどもね。
次週は全て勝つことが条件です。

厳しくなってしまった堺

日曜の試合で勝ち点3を取れていればまだファイナル3への望みがあったのに、厳しい結果となってしまいました。最低限勝ちたかったですね。少しでも勝ち点を取りたかったです。勝ち点制の怖いところはここです。勝っても取り零したくないものです。
しかし日曜の試合ではWSの石島選手をベンチスタートで内定の高野選手をスタートから起用しました。石島選手は腰痛ということでコンディションが心配でしたが、圧巻の試合展開はとても堺らしく、心を揺さぶる試合をしてくれました。こういう堺がもっと見たいです本当に。
内定選手の高野選手ですが、体は本当に細くて社会人ばかりのコート内ですと見劣りしてしまうのですが、レセプションのいい選手で相手のビッグサーブも上に上げて負けていなかったのが好印象でした。これで体を作ってスパイクも負けなくなればもっと活躍できるのではないでしょうか。

バレーの試合を面白く伝えてくれるメディアはやはり「NHKBS」様

ニコ生のタイムシフトに実況解説ごと残っている(あるのはGAORAのみでしたね)ので、是非聞きながらバレーを見ていただきたい!と思う程に今回素晴らしかったです。特に堺東レ戦です。今のところ、このクオリティーなのはNHK・広坂アナウンサーと解説・山本隆弘氏の場合のようです。(越えてくれるならそれに越したことはない)
今回の主な功績はこちら↓
・再三レセプションの変球位置について、「アタックライン付近に【高く】上げて次にボールを触るセッターや助走に下がるスパイカーが余裕を持つこと」を推奨
・「特にスパイクサーブなんだけど、フローターもネットを越えたら意味がないので上で」と山本氏
・bick、キル・ブロック、スロット、ニア・ネット、シンクロ、トータル・ディフェンスなど、アナウンサーのバレー用語の理解度が高い
・「サーブで攻めろ」を推奨
・東レと堺のクイックのコンセプトの違いを解説
・スパイカーが助走へ下がりたくなる心理について語る
・サーブ入れてけとか出て来ない。「前を狙いました」
・再三、打ってはいないけどスパイカーがきちんと助走して攻撃へ参加していることを指摘
・ダメ解説者はクイックをシャットアウトするとつい「コミット・ブロック」と言いがちですが、きちんとリード・ブロックで飛んでいたことを指摘
・フロアのディフェンスについて、予めレシーブが配置されていて、そこもシステムがきちんとあってそれに従って選手達は動いていることを解説
・数字の上で上回った堺が勝てなかった、決定率が全てではないということも指摘

まだまだあるんですが…凄すぎて追い付けずです。天皇杯決勝以上の内容をここで叩き出すという。
特に試合インタビュー後の最後、男子バレーの魅力について2人の談義が感動ものでした。「女子バレーはラリーが続くと言われがちですが、男子はディフェンス・システムなどの進化によって女子以上なんじゃないかというほど長いラリーが続くようになった。また、ブロックが立ちはだかる分選手がブロックと戦う技術もある。是非そういった部分も見てほしい」といった内容です。

この試合そのものもフルセットでタフな試合でしたが、とても面白かったのでチームのファンではなくても一度見ていただきたい、オススメの試合です。本当に男子バレー面白いですし、うまく伝えてくれるメディア様にもありがたく感じています。
そしてこれ程の質を他の局の、特に国際大会をもっとうまく伝えていってほしいものですよね。こういった実況解説があるともっと見てくれる人が増えていってくれるような気がしますので。やはり面白いということが大切ですよね。

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