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Vリーグ全般 ハイキュー!!

ハイキュー!!と現実を照らし合わせて①…岩泉一はずっとスパイカーであってほしい

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今日のテーマは久々に二次元ネタです。三次元も交えてお話したいと思います。実はこんな話をずっとしたかったのですが、Vリーグが始まってしまってそれからなかなかでした。そもそもこういうことをもっと書いていきたかったのです。
バレーのシーズンは主に8月からの三大大会からそんなに空かずにVリーグが始まり…とあっという間です。

ちょっとバレーの知識がついてくると、ハイキュー!!読者さん方も日本のバレーのトップに入るにはある程度身長が高くないと入れないと思われがちだと思います。それは確かに一理あるんです。実際、岩泉のポジション・WSの選手ですと、ワールドカップで日本代表のスタートから出ていた柳田将洋選手は「186cm」です。対角の石川祐希選手は190cm越えていますが、まだ若いので伸びている過程だと思います。日本のトップカテゴリーでやっているWSの目安はほとんどが「185~195cm」くらいだと思います。180cm前後の選手は稀です。
それを踏まえ、岩泉は公式プロフィール上、高3で「179.3cm」。代表は元より、日本のトッププレイヤーには入れないんじゃないかと思ってしまう身長ですよね。対して及川はセッターで「184.3cm」と恵まれた体格。日本代表のセッターの深津英臣選手は「180cm」。烏野・影山も高1で既に「180cm」。セッターの及川や影山は可能性を感じますよね。現実にもし及川や影山がいたら、その前に上手いのでセッターという限られたポジションの中でトップに入る、将来を期待される選手になるでしょう。

WSの競争率は高い

恐らくバレーを始めて誰もがよく体験するポジション。日本では特にスパイク打数が多くなる(現状それがいいかどうかは置いておいて)し、エースと呼ばれるポジションですよね。誰もが憧れるポジションです。ですので、人口が多い分競争率がとても高い。スパイカーとしての技術だけでなく、レセプションにも参加することからレシーブの良さも求められます。サーバーもWSが攻撃に参加できないように狙ってきます。

身長も195cmを越えると日本ですと大型WSと呼ばれる部類です。最近は代表に呼ばれていませんが、元日本代表のゴッツこと石島雄介選手は「197cm」の恵まれた体格で、パワーもあり、レシーブもできるというWSです。現在も堺ブレイザーズで現役生活を送っています。ビッグサーバーなので、代表に復帰しないかなと思ってしまう存在です。ちょっと柳田選手や石川選手のファンの方には申し訳ないですが、サーブやスパイクの威力や技術を取っても彼らと比較にならないくらいに抜けている存在です。ベテランですし、レギュラーとはいかなくても、控えでいてくれたらなと思ってしまいます。ワールドカップでは控えの層の薄さが問題視されていましたしね。

世界はWSで200cm越えてくるところなんですが、世界のトップクラスでも190cm位のWSは存在します。ポーランドのクビアク選手やフランスのヌガペット選手などなど。かつてはブラジルのジバ選手などもいましたね。身長の高さではなく、技術や戦術の理解度が代表の評価として重要なのではないでしょうか。

岩泉の話に戻って、高校クラスになっても、岩泉は背が小さい部類だと思います。IHや春高に出場するWSは180cm台はありますからね。青葉城西が高校の全国大会に出られない設定だとしても、やっていることは全国大会レベルだと思うので全国を意識するとやはり小さい。WSは大きいと高校から190cm位になってきます。石川祐希選手なんかはそうでしたしね。では、ここから小さい言われるWSについて話していきたいと思います。

注目すべきは最高到達点

私は小さいWSも戦えますと言いますけども、さすがに全員がそうなるという夢物語を語るつもりはありません。さすがにトップで戦うには常識的な高さというのはあるものです。はい。ここで見なければならないのは、身長ではなくて「最高到達点」だと思います。
一昔前に、雑誌かなんかの記事で『世界と戦うには「最高到達点340cm」ほしい』とか何とか書いてあったのを強烈に覚えているのですが、あまり根拠のない指標だと思います。340cm以上飛べる選手を集めて勝てないから問題なんですし。世界と戦って勝てないのは数字に現れる高さではなくて、戦術やコンセプトに問題があるからであって…話がそれますね。
とりあえず、それでも「最高到達点が高くブロックを交わす技術があれば身長が低くても高いブロックと戦える」というのは、ハイキュー!!読者さん方にはよくわかる話ですよね。現実も一緒です。こういう点がバレー好きもハイキュー!!を読んでハマっていくんですよね。

こちらの本で新たに最高到達点の設定が加えられています。古館先生ありがとうございます。

現実に岩ちゃんの身長でトップでやっているWSはいる…!

いるんです(笑)しかもトップカテゴリーや日本代表選手に。

■浅野博亮選手

公式プロフィール

身長:178cm
最高到達点:330cm
所属:ジェイテクトSTINGS
日本代表も所属チームでも背番号は19番

あまり知られていないですが、ワールドカップの前哨戦であるワールドリーグで柳田選手の対角WSを務めた選手です。186cmと178cmの対角で世界と戦うなんて小ぶりもいいところですが、いい試合をしていました。ジャンプ力があって、ブロックジャンプも高いです。横のMBと同じくらいの高さに手があったり。
ワールドカップ中は少しケガがあったとか…あまり出られなかったようです(何故残したんだっていうツッコミは置いておいて)。

私的にはもうハイキュー!!で言うと「小さな巨人」そのもの。スパイクの技術があって、飛ぶのも飛ぶんですが、ブロックアウトやコース打ちなんかもうまいです。スパイクを打ちこなすのが上手です。Vリーグ14/15シーズンに初登場したのですが、小さいなとは思っていたんですが、ジャンプ力やキレが落ちないところがいいなと思いました。すっかりレギュラー定着でしたね。
代表の時も健在で、高いヨーロッパのチームにも臆することなくスパイクを打ち込んでいましたし、攻撃の参加意識が高くて助走をサボらないので、相手ディフェンスをうまく翻弄していました。

■小澤翔選手

公式の情報

身長:178cm
最高到達点:346cm(現役当時)

去年現役を引退されましたが、元JTサンダーズの小澤選手。JT初優勝の立役者の1人で、そのシーズンはレギュラー定着でした。ジャンプもするんですけど、サーブもスパイクも体の使い方が上手な選手で、ブロックアウトなどを取る技術が高いです。高い相手とどう戦うのか心得ていました。現役引退を惜しみました。早すぎる。もっと見たかったです。
そして岩ちゃんに風貌がちょっと似ていませんか…?髪型とか。

印象的なインタビュー記事があるので、紹介させていただきます。

身長差34センチの名コンビ、レアンドロ・ヴィソット&小澤翔対談

小澤選手「今の監督に「バレーは身長じゃないよ、気持ちとやる気があればできる事だからその辺お前は気にするな」と言われてから、身長は関係なしにコートに立ったらやるだけだと思いますし、逆にこの身長だからできる事もあると思うし、周りの選手の見方も変わってくると思いますし、今は良い方向に考えながらやっていると思います。」

この2人の共通点として、決して「レシーブがうまいから起用されている守備固めの選手というわけではない」。勿論下手ではないんですけど、攻撃型というか、持ち味がスパイクなんですよね。ブロックを交わすのがうまいんです。そういった技術とジャンプ力があれば、トップでやれるということですよね。ジャンプ力は鍛えることも大事です。
そして考えながらプレーすることだと思います。高いブロックが待ち構えていた時にどうすれば自分がスパイクが決められるかどうか。考えることができなければ、いくら背が高くても高くジャンプしてもスパイクは決まらない。彼らは経験でそれを理解していて、瞬時に判断することができるんだと思います。

レシーブがうまいWSもいますが、攻撃参加が求められる昨今ですと、今後はスパイクを打つことが最優先されるようになると思います。レシーブはトップレベルですとディフェンスシステムがありますし、その通り動いていればレシーブが上がるようになると思います。
重要なのはやはりフロントWSもバックWSも攻撃に参加することです。日本のバレー界における重要課題だと考えています。

岩ちゃんはやっぱりWSだよ

春高予選の烏野VS青城戦で、何故あんなに岩泉に対して好レシーブ推しをしたのか不安で不安で仕方がないです(笑)「何フラグなの?」と混乱です。身長ないからリベロとかパスがうまいからセッターとかやめてよ…と。伊達工の3枚ブロックをぶち破った岩ちゃんはどこへ!!といった感じで、いいスパイカーには思わず感情移入してしまいます。
日本の場合だとまず身長となってしまいがちで、その後の進路でポジション変更があったりしてしまいます。「バレーは身長じゃないよ」が現実で浸透してほしいですし、ハイキュー!!の世界はそうではないかもしれません。まだ春高予選が全部終わってはいませんが、3年生の進路状況とか設定であったら面白いなと思うので、是非やってほしいですね。


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