昨日は観戦お疲れ様でした。バレーヲタのリオです。
4枚攻撃vs4枚攻撃。注目の試合でした。
試合結果
パナソニックパンサーズ 3-0 JTサンダーズ
実況
181117 V1 パナJT - Curated tweets by stellakin_vb
試合のポイント:4枚攻撃を多く作り出せていたのはパナソニック!崩されたJT
この両チームはお互いに4枚攻撃をいかに崩すかというのがテーマだったと思います。
そしてサーブがとても戦術的です。
特にパナソニックによるJTの中央からのバックアタックを封じるサーブが良かったですね。
序盤はなかなか効果が出なかったのですが、じわじわと修正、そして効いていきました。
劉選手のbickは強烈ですから、まずは劉選手にストレスを与えることから始まりましたね。
その後、山本将平選手も狙っていましたが、将平選手は崩されていた劉選手の分も拾おう、何とか打ってもらおうとして、その分崩されてしまいました。
将平がなぜあそこまでレセプション取りに行ってるんだか…井上航に任せたい。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 17, 2018
パナソニックが誰が迷うような位置にサーブを打っていたのですが、将平選手が冷静に慣れずリベロに任せずに自分で取りに行ってしまっていた部分ですね。
将平選手から武智選手へ替わってもそこは変わらず、パナソニックの意図にJTがなかなか気付けなかったところだったと思います。
まずバックアタックが消えるので、パナソニックの選択肢は減ります。
そこからディフェンスでハメていくということをしていたようですね。
そして、ポイントが欲しい時はクビアク選手にトスが集まります。
ここを崩せない限り、パナソニックにはなかなか勝てないですね…。
JTは4枚攻撃に良い状態で打ってもらうこと。攻撃参加はもっとほしい
サーブで崩されました、攻撃枚数が減りました…では困りますよね。
その辺はまだまだチームのメンバーに変化が少ないパナソニックよりはJTの方が連携が取れていなかったとは思います。
ですが、チームがもっと上に行くためには4枚攻撃を狙われても崩されても準備したいですし、良い状態で打ちたいですよね。
なかなか思ったようなところにトスも行っていなかったのかなと思います。
とにかくJTの嫌なところにサーブを打たれていたので、それに対してチーム全体でストレスを感じてしまっていました。
そこを何とか乗り越えて戦えるようになると強いですよね。
そうなるまではまだ試合をこなす必要があるのかなと思いました。
JTはサーブが悪いわけではなかったので、ブロック&フロアのディフェンスは良かったと思いました。
そして大竹にはJTが既にディフェンス対応済み。スパイクはワンタッチもしくはディグされまくってる。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 17, 2018
大竹選手に対して対応できていたのは良かったと思います。
大竹選手はまだ技術的にも難しいところがあり、良い状態でしか打ってこないので、打つ前にディフェンスを整えておく必要があります。
勘のいいMBの選手は甘いコースをブロックできっちり押さえてくれますが、全員が全員そうではないですし、JTはディフェンスシステムで対応していたと思います。
他のチームにもっとこういう対応をしてほしいものですね…。
サーブ戦術のレベルが高い試合でした。
JTはビッグサーブがもっと入ってくればというところもありましたかね。
もっと解説ができていれば、この試合はもっと楽しめるのではないかと思うのですが…。
JTのOHの片方にレセプションの負荷がかかり、もう片方にスパイクへの負荷がかかっているのがわかるかと思うのですが。
次回の対戦に期待します。