昨日も観戦お疲れ様でした。バレーヲタのリオです。
こちらも昨日の試合です。
試合結果
パナソニックパンサーズ 3-1 堺ブレイザーズ
実況
181110 V1 パナ堺 - Curated tweets by stellakin_vb
試合のポイント:堺は1セット目以降の手数が足りない。交替も機能せず。パナソニックは交替で乗り切った試合
この試合はどうしたものか…という交替が堺にいくつかありました。
まずスタートがニコ選手ではなく松岡選手…。
ケガの竹元選手の替わりに松本選手が入るのはわかるのですが…松岡選手が悪いということではないんですが、その後登場したニコ選手の状態が悪いとは思えなかったので、なぜかな?と疑問に残りました。
松岡選手が出場して1セット目は取ることができていましたし、松岡選手は別に悪いわけじゃないんですよ。
ただ、ベンチの采配が先を計算していないというか、博打に見えますけどね…。
その後も、途中に何度かある「OHの守備固め問題」が、堺の場合少し根深いんですよね…。
やっぱり狙われるの高野で、打つのも高野で負担かかってシャットされるこの展開…今シーズン何回だろうか。。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 10, 2018
高野の対角の件なんだけど、今は千々木1択なんだよな。。高野が拾う量が多い上に打ちにも行くんじゃなくて、5番が千々木だと千々木がある程度点を稼いでくれる。ちょっと仕事が減るよね。むやみに宮原とかまだ未知数な選手を入れて試す意味がわからない。勝つ気あるのか、と。まあ、千々木が自分の役割
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 10, 2018
をよくわかっているから成立するわけだが。今千々木と誰かを替えるなら、千々木とほぼ同等の攻撃力でレシーブは千々木以上じゃないと高野の負担が一向に減らないんだけど、そんな選手がいるんだったら千々木じゃなくていいじゃんってなるだろ。。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 10, 2018
千々木選手に替わった宮原選手、確かに攻撃力は高そうです。スパイクサーブも持っていますしね。
しかし、たまにセッターがセットアップしてみたらスパイクアウトなどをしてしまう…。
セッターが佐川選手でも関田選手でも起こっていたので、スパイカーの問題だと思っています。
千々木選手と交替するような選手に求められていることは、まず千々木選手以上のレシーブ力だと思うのですが、それ以外に攻撃力が求められると思うんですよね。髙野選手にレセプションをしてもらうので余計にね。
小池選手が入る場合は少し違いますが、彼もバックアタックをしてくれると髙野選手が狙われなくて済むのに…と思います。
相手は攻撃参加を潰すようなサーブを打ってきますが、最初からバックアタックのない選手に対してサーブで潰しても仕方がないですよね。攻撃に参加するのは髙野選手ですからね。
髙野選手が替わりに入った選手の分もレセプションをする、そしてそのまま打ちに入る、これをずっとやっていると、一向に仕事が減らないんですよ。
1セット目たまたま取れたけれども、采配が博打なので、このままでうまくいくと思ったら大間違いですね。松岡選手にだってパナソニックは対応してきます。
千々木選手のままでいいのにな…と思いました。
次の日の試合の中継で、髙野選手のこの試合のレセプションの受け数を聞いてドン引きしました。53本って…異常な数字ですね。それでいて、そこまで大崩れしなかったのが凄いです…。
髙野選手もまだリーグを通して今の2番ポジションをやったことがないので、レセプションしてからスパイクに入る時に乱れる場面もあります。この辺は髙野選手にも頑張ってほしいところなのですが。
ただ受け数はもっと減らせることができる場面もありましたし、もっとリベロが守備範囲を広げたり、守備固めを入れたら髙野選手をレセプションから外したり、工夫してもらいたいです。
パナソニックは選手交替で乗り切れた。久原選手の投入でクビアク選手も楽になった
対称的に、パナソニックはクビアク選手の負担を軽くすることに成功しています。
福澤選手から久原選手に交替がありました。
スパイクがあまり決まっていなかったということはあったと思いますが、久原選手が入ることにより、クビアク選手の分もレセプションをしていた場面もあって、クビアク選手が楽になっていたと思います。
久原選手を入れて戸惑ったのは、松本選手のフローターサーブで2本エースを取られてしまった場面でしたが、そこは問題ではないと思います。
ジャンフロだから永野とクビ様で取る予定が、久原のいるところに打たれ咄嗟で対応できずSA。2本目は入ろうとしたけど白澤が邪魔で見えづらいのもありSA。3本目は永野が取ったけど久原bickには入れず。松本サーブの狙いは久原bick潰しなのよ。
— リオ@バレーヲタ (@stellakin) November 10, 2018
本来なら、フローターサーブを永野選手とクビアク選手の2人で処理しようとしていて、久原選手はレセプションから少し外れていたのです。
その場面で久原選手のいる方に打たれてしまった。
準備しているのが永野選手ですので、これはいくら久原選手の方へ打たれても永野選手で対応できるボールだったと思います。フローターなわけですし。
久原選手がこの場面でレセプションに入る入らないは修正できる問題だと思うので…。
外れているで良かったと思うんですけどね。
あとパナソニックはセッターの深津英臣選手のセットアップが荒れがちだったので、堺が自分達で精いっぱいな分勝てましたけど…といったところです。
クビアク選手が利き手ではない左手でボールを処理する場面も目立ちました。
勝てたのは良かったですが、修正したい部分は見えていましたね。
V.LEAGUE全体的に言えますが、守備固めを入れたらその選手もバックアタックするのが当たり前になっていってほしいですね…。
サーブ戦術が高度になっていっていますから、守備固めを入れたからいいと安心してもらっては困ります。
ベンチが理解できているかどうかですがね…。
サントリーの喜入選手が守備固めで入ってバックアタックに走ってはいるので、打ってみてほしいですし…。
まあ、それはこれからだとは思いますが、こういう試合はなくなっていくといいですね…。