バレーボールのミカタ

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FC東京 Vリーグ18/19シーズン ジェイテクトSINGS

【V.LEAGUE 18/19シーズン】10/28 ジェイテクトSTINGSvsFC東京のミカタ。

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どうも。バレーヲタのリオです。

この試合は、開幕の3日間、9試合の中で1番面白かったです。

面白さが伝わるといいなと思います。

試合結果

ジェイテクトSTINGS 3-0 FC東京

実況

試合のポイント:アクシデントを乗り越えたジェイテクトが勝利。両チーム共に完成度が高く、終始仕掛け合っていて観る人を飽きさせなかった

力が拮抗しているというのもあったかと思います。

結果こそストレートでジェイテクトが勝っていますが、内容は非常に濃いです。

ジェイテクト側から観ても、あっさり勝てたという試合ではなかったはずです。

FC東京から何度も仕掛けられ苦しみましたが、それを何度も乗り越えて勝てたという内容だったと思います。

FC東京はロディ監督の指示が行き届いていて、それを選手達が忠実に実行するため、コート内に迷いが全然ないですね。

指示がとても具体的で、しかもロディ監督が言っていたことが実際起こるので、ロディ監督の先を読んだ指示通りにプレーするんです。

例えば、「相手がサーブを〇〇に打ってくるから、これを上げて攻撃に入って」というと、本当に言った場所にサーブが来ていたり。

これは選手達も監督の言うことを実行していればうまくいくと信じることができますよね。

FC東京はオフェンスは元々火力が高いチームなのですが、ディフェンス面でも仕掛けていました。

ブロックをスイッチして、ブラトエフ選手のレフト側の攻撃に対しデロッコ選手をライト側で跳ばせたり。

工夫が多いんですよね。

オフェンス面でも、本当に誰が打ってくるのかわからないくらいにいろんな選手が打ってきます。

攻撃参加意識も高いですし、セッターの手原選手もクイックにbickだけじゃなく、デロッコ選手にもクイックを打たせたり。

この試合が面白いのは、FC東京もジェイテクトもハイレベルでいいパフォーマンスをしていたからです。

まだ開幕なので、片方が戦力が整っていなかったり準備不足だったりすると、ここまで面白くはならないですからね。もちろんどのチームもここから整っていくはずですが。

ここまでやってもまだ差が出てしまう。

FC東京は本当に観ていて面白いバレーをしているので、近いうちに報われてほしいです。

バレーの神様にお願いします。

ジェイテクトはアクシデントや相手の仕掛けを乗り越えて掴んだ勝利

内容が濃すぎるので、ジェイテクトが乗り越えたものを箇条書きで挙げます。

  • 郡選手のケガ
  • ブラトエフ選手がジャンプフローターサーブで崩される
  • ブラトエフ選手vsデロッコ選手のサーブで狙い合い
  • 1セット終盤にクイックをドシャットされて使いにくくなる

郡選手のケガは大きかった。

なぜなら、2番OHに入っているブラトエフ選手がFC東京にサーブで狙われていたので、その分郡選手がスパイクに入っていてそれをよく決めてくれていたからです。

ブラトエフ選手はジャンプフローターサーブの時にオーバーじゃなくてアンダーで拾おうとするんですよね。

海外の選手はほとんどがオーバーレセプションをするので、珍しい方かもしれません。

ジャンプフローターをアンダーで拾おうとするとうまくコントロールできなくて崩れてしまいがちです。

そこをFC東京に狙われたというのはあるのですが、郡選手がその分スパイクを頑張ることによって競っていました。

ブラトエフ選手があまりにジャンプフローターで崩されるので、解説の竹内氏も「郡がレセプションがうまいのであれば、ブラトエフをレセプションから外してリベロの興梠と2枚でレセプションするのも手だ」という解説もありました。

それが、郡選手のケガで離脱後浅野選手が入ってから、ブラトエフ選手をレセプションから外して浅野選手と興梠選手でレセプションを処理するようになってうまく回るんですよね。

この辺、ジェイテクトも浅野選手が入るパターンをきちんと準備していたのでしょう。

スタメン選手のケガで離脱後にチームがうまく回らなくなるというのを何度か観たことがあるのですが、この試合のジェイテクトはそれが全然ないどころかうまく回っていて、この対応力はお見事です。

ブラトエフ選手とデロッコ選手のサーブの狙い合いは本当に面白かったですし。何だかここだけレベルがちょっと違うくらいの勢いでした。次回の対戦も楽しみです。

ブラトエフ選手はパナソニックのクビアク選手に対しても強烈なサーブで狙いそうで楽しみです。また、デロッコ選手もクビアク選手を狙いそうですね。面白そうです。

あとこの試合で1度クイックが使いにくくなる場面があったのですが、それを乗り越えてクイックを使えたのはセッターの久保山選手の成長を感じるところでもあります。

よく「クイックを思い出して」なんて実況でつぶやいていますが、この試合は思い出してくれて本当に良かった。

このクイック潰しもFC東京のロディ監督の仕業かなと思っています。

この場面で「レセプションが返ったらAクイックにブロックを跳んで」などよく策を授けていますから、ジェイテクトのクイックがシャットアウトされてしまった場面はロディ監督の策にハマったのかなと思いました。

そしてクイックが潰されたまま試合が続いたら、FC東京の方に形勢が傾く可能性もありました。

ジェイテクトも元々サイドの火力が高いチームですから、サイドだけでバレーをしようと思うとできてしまうんですよね…。

でもそれだとサイドのスパイカーに負担がありますし、長丁場ですから、どうしてもクイックは必要なのです。思い出してくれて良かった。

まだ2試合しか観ていませんが、セッターの久保山選手はクイックやbickをよく使うようになったという変化を感じています。これが勝ちに結び付きますね。

OPの西田選手はこの試合も途中出場ですが、西田選手は途中からでも自分の役割をきちんとやっています。

選手のプレーに迷いが見られないので、西田選手も袴谷選手も監督からどういう意図でこういう起用なのかは説明を受けているのだと思います。

ブラトエフ選手、超一流の神対応!

まだリーグが始まってそんなに経っていませんし、ブラトエフ選手だってチームに合流して2か月位だと思いますが。

それなのに、郡選手が痛がっていた時に、1番最初にそばに駆け寄ったのがブラトエフ選手。

声をかけ、そしてスタッフと数人で郡選手を抱えてコートの外まで運んでくれた…。

なんて良い人なんだ…!と思いました。神対応です。

チームメイトに対しての心遣いというのは前日から見えていましたが。

1プレーごとに選手に声をかけたりし続けていましたからね。こういう時に選手の人柄が見えますね。

試合自体も面白かったのですが、こういう選手の姿も観てほしいというのもあります。

そして、昨シーズンによくあった外国籍助っ人選手に対する失礼な解説とかは本当にやめていただきたい。思い出すと腹が立つものです。今年はありませんように。

こういった姿を観て判断してほしいですね。皆さん、一流の選手ですよ。

郡選手は心配ですが…軽い捻挫だと1週間は休んですぐ登場できるかと思います。

 

この試合は解説が良い役割をしていましたね。

試合の内容が面白いことも重要ですが、解説がそれをつまらなくする場合もあるんです。

しかし、この試合では特にFC東京のロディ監督の指示について、どういう意図の指示だったのかというのと指示通りプレーできていたかについて竹内氏が検証するという内容で、とても面白かったです。

さらに提案もしてくれていましたし。

実況の北川アナウンサーはいつもバレーを実況する方ではなかったのですが、竹内氏から知識を引き出すのがうまいと思いました。

スポーツの面白さを伝えてくれる、実況と解説は大事ですよね。

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