バレーボールのリオオリンピック世界最終予選兼アジア予選(OQT)について。 – バレーボールのミカタ

バレーボールのリオオリンピック世界最終予選兼アジア予選(OQT)について。

来年のオリンピックに着目し、OQTのお話をしたいと思いますね。選手達が普通に「OQT」って言うので、何のことかピンと来ない人もいるかもしれません。

オリンピック世界最終予選兼アジア予選とは

2016年5月から開催される、リオオリンピックへの出場権をかけた大会のことです。「兼アジア予選」という名が着くように、アジア大陸予選も兼ねております。アジア大陸予選では当然日本も該当してきます。大体毎回世界最終予選とアジア予選が同時に行われます。

バレーボールのリオオリンピック出場条件

オリンピックによって毎回変わったりします。例えば、男子は前回まで最終予選で2枠→4枠へ拡大されています。
・開催国 1枠
・ワールドカップ上位 2枠
・各大陸予選(アジア、ヨーロッパ、アフリカ、北中米、南米) 1枠ずつ計5枠
・世界最終予選 4枠
計12枠

世界最終予選兼アジア予選に出場する8チームはアジア4(日本を含む)、欧州2、南米1、北中米1チームとなっています。他の大陸予選で出場権を取れなかった上位国が最終予選に回ってきます。
男女とも、最終予選とアジア予選が同じく開催されますので、OQTでアジアの4チームの中で1位になるか、アジア1位以外の出場7チームの中で上位3チームに入ることが条件になってきます。

女子の場合

・開催国 ブラジル
・ワールドカップ上位 中国、セルビア

日本はロンドン同様、韓国・タイ・チャイニーズタイペイ?と争うことになりそうです。ロンドンオリンピックのOQTではアジア1位は韓国で日本は最終予選3枠に入って出場権を獲得しています。中国がワールドカップで出場権を取ったので、アジア枠を日本優位に進めることができます。日本は一応格上なのでアジア1位を狙えば問題ないと考えています。

男子の場合

・開催国 ブラジル
・ワールドカップ上位 アメリカ、イタリア

男子はイタリアが出場権を取ったことで、強豪のポーランド・ロシア・フランスなどのどこかがヨーロッパ予選1枠を取っても最終予選に回ってくる国が強いですね。ヨーロッパ予選は本当に怖いです。ポーランドがワールドカップで出場権を取れていれば…と思っていたのですが、恐らく最終予選2枠はヨーロッパ勢が取ってしまうのではと。北中米は恐らくキューバやドミニカ、南米はワールドカップで対戦したベネズエラやペルーが最終予選に回ってくることが予想されます。アジア枠はイラン、オーストラリア、中国?、韓国?、日本の争いですね。男子はどうなるかわかりません。男子のアジア枠は格上との試合が待っています。

男子はイラン、オーストラリアに勝てるかどうかが鍵

男子はアジア枠で行きたいところですね。ワールドカップでイランとオーストラリアとは対戦しましたが、最終予選では同じような相手になるとは限りません。オーストラリアは若手で来ていましたし、イランは監督が変わる可能性があります。かといって中国や韓国が敵ではないというわけではありませんが、イランやオーストラリアの方が強いですので両国に勝つことをまず目標にしていくといいと思います。

女子は余程でなければ出場権を取れると思いますし、男子は今のところ五分五分です。きちんとチームを作れるかどうかが鍵です。

来年はオリンピックシーズンですが、それが終わると日本が参加する大きな大会は、グラチャン→世界バレー→ワールドカップ→オリンピックと毎年1つずつ開催されていきます(9月頃)。
ちなみに、次回の世界バレーの女子大会は日本開催です。ワールドカップは通常日本開催なのですが、次回はどうなるかちょっとわかりません。次の年は東京オリンピックなので、その前のオリンピック予選になるワールドカップで日本を出す意味があるのかどうか。リオオリンピックで出場が決まっている開催国・ブラジルは今年ワールドカップに出場しませんでしたからね。どうなるのか、数年待ってみないとわからないところではあります。

そして気になる選手選考

OQTに向けて選手選考がまた行われます。大会に合わせてベストな状態でいられる選手であることと、戦術に合った選手が選ばれると思います。いくらNEXT4でも怪我をしたりしていては選ばれない可能性が出てきますので、今のシーズンは大事に戦っていただきたいものです。
また、年齢的にオリンピックを目指すのは最後になるだろうという選手もいます。ただでさえかなりプレッシャーのかかるOQTで力を発揮して戦力となれることが求められます。どんな選考になるのか、今から楽しみです。

あれだけ強い豊田合成から誰も選ばないなんてことはないですよね…?