どうも。バレーヲタのリオです。
さっき見直したら、それでも終盤にハラハラする展開でした…この試合。
試合結果
JTサンダーズ 3-1 ジェイテクトSTINGS
実況
180225 VPremirM F6 JTテクト - Curated tweets by stellakin_vb
試合のポイント:死闘…!両チームのパフォーマンスに拍手!素晴らしい試合だった
もうこれ以外の言葉は見つかりませんね。本当に素晴らしかったです。
JTが取った3セットは全てデュース。
ジェイテクトは4セット目終盤、デュースに入ってからも手をやめずにチャレンジを仕掛けたりと最後の最後まで食い下がりました。
最後まで可能性を捨てないという監督の信念を感じました。
ナイスゲームでした。
JTは前の試合で東レが2ポイントしか取ることができなかったので、ファイナル3への可能性が出てきました。
2セット取るまでは冷静さがあったと思うのですが、2セット取った後の3セット目は疲労が伺えました。
特に打数の集中していたエドガー選手、そして攻守の要だった山本将平選手ですね。
通常のコンディションでしたら、試合内容は良くてこれだけいいパフォーマンスをしていたらストレートで勝利してもおかしくはなかったのでしょうが、ジェイテクトも高いパフォーマンスをしていましたし、疲労とプレッシャーが重なり思うようにならなかったというのが正直なところではないでしょうか。
若い選手を抱えながら、それでも勝ててしまうのが今シーズンのJTの恐ろしいところですね…。
どこかで負けても次のシーズンに必ず活きると思います。
そして明らかに限界を超えていそうなコート内の選手達なのに、それでも勝つまではしっかりプレーしていて今シーズンのあのひよっこJTがここまで来たか…と思わされました。
ずっと「ひよっこ」と言っていたのが遠い昔のように感じます。
サーブにブロックにスパイクに…コンディションはどうしても下がっているはずなのに、全てがシーズン序盤を上回っていました。
このチームがどこまで行けるのか、もう少し見届けたい気持ちです。
ジェイテクトは良かったですね。
そりゃデュースになったセットは最後ミスになったりして落としたのでそれに対する後悔は選手にはあるのかもしれません。
しかし、パフォーマンスは大変良かったですよ。前日の試合よりはずっと良かったです。
前日は悪いながらも勝ったという試合だったので、それよりはずっと仕掛けていましたし、うまくチームが回っていました。
カジースキ選手がさすが世界のスター選手という活躍でした…。
今シーズンはここまでという内容はあまりなかったように思うので、今シーズン最後の試合でいいパフォーマンスが観られて良かったです。
バレーファンとしてはレベルの高い選手達が日本に来てプレーしてくれることすら有難いのですが、驕らず最高のプレーを見せてくれたカジースキ選手に感謝です。
チーム全体で見ても、状態のいいJT相手に1歩も引きませんでしたしね。かなり追い込みましたし。
来シーズンへの課題は、ディフェンス面でしょうか…。
解説の伊藤信博氏もおっしゃっていましたが、ブロックがほとんど相手の脅威になれていなかったですね…。
個人技よりは組織として戦ってほしいですし、システム通りに動けるようになれば豊田合成やJTくらいになれるかもしれないです。
そんな可能性を秘めていますね。
若手の技術向上もそうですが…JTもそうですが、若い選手がレギュラーで出場しているチームにはワクワクします。
大事なところでミスも出たりするのですが、「こんな時に何やってるんだよ」とは思えないんですよね。若い選手が出ていると経験も投資と思えるというか。
経験は確実に糧になりますから。
18歳の西田選手…彼もいいですね。代表入りしてもおかしくはないです。
ジェイテクトの場合は昨シーズンまでいた古田選手、高橋和人選手などベテランが抜けて若返ったという面がありますし、技術もまだまだこれからですね。
アーマツ監督も采配でたまにやらかしてしまいますが、そこをひっくるめて全員で成長するという気持ちでやってほしいですね。
理論はいいと思いますし…あとはコートで選手達がアーマツ監督が言っていることを実現できるかどうかがカギなのです。まだ全部を表現できていないでしょうしね。
浅野キャプテンもコートを要所で相手に持っていかれそうなところを引き締めていたし…やっぱりいい選手ですね。
来シーズンに期待しています。
本当に手に汗握りましたし、バレーは面白いなと感じる試合です。
是非観ていただきたい…!選手達が限界までパフォーマンスをしているのが伝わりますしね。
ファイナル3行きすらこれくらい盛り上がっているのですから、会場へも行ってほしい気持ちもあります。
これは生で観てたら、どちらが勝っても感極まります。
良い試合でしたね…。
DAZNでは、実況・福田アナウンサー、解説・伊藤氏という今シーズン最高の組み合わせであったのも救いです。
いくら選手が頑張っても、観てもらえなければ何にもならないんです。
観てくれる人達がいるからこそ、このような試合は讃えられ、語り継がれるのです。
本当に、両チーム共にお疲れ様でした。ありがとうございました。