バレーボールのミカタ

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JTサンダーズ Vリーグ17/18シーズン サントリーサンバーズ

【Vプレミアリーグ男子17/18】1/27 サントリーサンバーズvsJTサンダーズのミカタ。

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どうも。バレーヲタのリオです。

一気に書きます。

試合結果

サントリーサンバーズ 1-3 JTサンダーズ

実況

試合のポイント:ローテーションがめまぐるしく変わった試合。対応できたチームが勝利

この試合はですね…「ローテーション」に注目しましょう。

いつもと違ったローテーションでスタートし、それから目まぐるしく変わっていき、気が付いたらJTが勝っていました。

私が記者会見の場にいたら、「両チームにおうかがいします。ローテーションの変更が激しかった試合でしたが、どういった意図だったのですか?」と尋ねますね。

残念ながらそういった記事がないので、これについての考察はあくまでも私の憶測になります。

ローテーションはサントリーvsJTの公式記録である「A票」で振り返ってみましょう。

1レグ 2レグ 3レグ

サントリーはJT戦において、一貫してセッターが1番最初にサーブを打つようにローテーションを組んでいますね。

試合開始時はS1(セッターが1番ポジション)またはS2(セッターが2番ポジション)スタートからになります。

JTはサントリー戦において、1レグと2レグは6番ポジションのMBが1番最初にサーブを打つようにしてきましたが、3レグはセッター対角OPのエドガー選手からのサーブからだったんですね。

ガラッと変えてきたのはJTの方かもしれませんね。

JTはエドガー選手のサーブからなので、エドガー選手がバックローテーションのまま進みます。

サントリーはエスコバル選手がフロントローテーションが多い方からのスタートになります。1番最初サイドアウトが終わればすぐに前衛にやってきます。

このまま行くと、両選手は前衛でほとんど当たらなくなります。

もちろんOPということでライトからのバックアタックはありますが、前衛でマッチアップすることがなくなったんですね。

1レグと2レグは前衛で両選手がマッチアップするローテーションだったのですが、この試合では真逆と言えます。

1セット目ではそのままJTが押し切り、2セット目はサントリーが1ローテだけ回していました。S6スタート。※詳細は実況にて。

これについてはやや謎なのですが…。

そして、3セット目!

サントリーはエスコバル選手サーブからスタート、JTは深津旭弘選手サーブからスタート。

サントリーは1セット目と比較して3つローテーションを回し前衛後衛を入れ替える形にしたのですが、蓋を開けてみればJTも3つ回し…つまり、また両助っ人がマッチアップしなくなるのです。

まるでイタチごっこのようでした。

サントリー側が3つ回したのは、何としてもエスコバル選手をエドガー選手にマッチアップさせたかったという意図かと思います。しかし逆を突くJT…この辺はニクいですね。

ベテランのヴコヴィッチ監督のことですから、サントリー側の動きは読んでいたでしょうね…。

チャレンジをかけて1点を取ったりと、選手もそうですが、この試合はヴコヴィッチ監督もかなり活躍していました。

結果、JTが手玉を取っていた形になりました。

サントリー側が対応しきれなかったという解釈をしています。

普段の両チームの対戦ならば、助っ人OP選手同士がマッチアップで戦うことが多くなりますが、恐らくJT側が敢えてローテーションをズラしていたと思います。

この効果についてなんですが、OPの前衛からのスパイク時はブロックが低くなるので、楽にスパイクを決めていた印象でした。

特にJT側…エドガー選手ですね。

エスコバル選手についてはパフォーマンスが落ちていてそんなに調子が良いとは思えなかったので、この効果があったかどうかは何とも言えませんが。

JT側だけじゃなく、サントリー側にも同じようなメリットが働くはずですが、そこは結果的にうまく利用できませんでした。

助っ人同士がマッチアップする戦術ですと、お互いが目の前でブロックに飛び合うような形になりますから、お互い封じ込められます。彼らはそこを潜り抜けてスパイクを決めているわけです。

今のプレミアリーグ男子ではほとんどのチームが助っ人同士のマッチアップで戦っています。

すっかりトレンドですが、JTは敢えて外してみたんでしょうね。お試しだったのかも。

サーブの効果については、JT側が普段ジャンプサーブの選手がジャンプフローターで打ち分けたりしてかなり工夫していたので、ローテーション上の相性が悪かったようには見えませんでした。

ブロックの効果については、やはり助っ人同士のマッチアップが減るので、日本人スパイカーが助っ人のブロックを前に頑張らなくてはならなくなります。

JT側で、エスコバル選手の前衛ブロックで苦しんでいた印象があったのは2番OHの武智選手でした。

武智選手はレセプションで大きく崩れることはなかったのですが、スパイク面ではエスコバル選手とのマッチアップでもっと工夫がほしかったですね。

無理に打ちにいかないでリバウンドを取ったりしてほしかったかなと…まあ、その分サーブで取り返していたと思いますがね。サーブが良かったです。

逆に目の前に助っ人選手がいない5番OHの山本将平選手が打数も得点も増えていましたね。

サントリー側ですと、2番OHの藤中選手。

5番OHの栗山選手が活躍してくれれば…というところもありましたが、なかなかうまくいかず。サーブで崩されてしまいましたね。

もっと早く米山達也選手を投入でも良かったと思います。ベンチの動きが遅いのがファイナル6で影響ないといいですね…。

いずれにしても、サーブを工夫しながら戦っていたので、JTが優位に立っていたことは変わりありません。

サントリーがもっとサーブで工夫があったら…と思うところもあります。

将平選手や武智選手、井上航選手がかなり上げていましたしね…。一瞬将平選手が崩されたのも、守備範囲を広げていたからでしょうし。

あ、セッターの大宅選手は頑張っていたので…。被ブロックは増えていましたが、トスは問題ないと思います。スパイカー側かな…と思います。サーブが走ったシーンもありましたし。

ローテーションが変わると相手のブロックの着き方が変わってくるので、それを見ながら試合をしなければならなかったところはあったと思います。

 

説明部分が長くなった上に、うまく伝わるかわからないのですが、ローテーションで見るバレーボールも面白いですよ。こう来たか…とか。

この試合みたいに、「え?このローテから?」という試合は結構ありますから。

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