今日も観戦お疲れさまでした。バレーヲタのリオです。
昨日の試合の記事になります。
試合結果
東レアローズ 3-1 FC東京
実況
180120 VPremirM 東レFC - Curated tweets by stellakin_vb
試合のポイント:両チーム共にけが人を抱えて工夫が見られた試合
この試合は序盤、東レはシュミット選手が、そしてFC東京はペピチ選手と手塚選手を欠いた状態からスタートしました。
ですが、両チーム共に違和感もなく、特にディフェンス面で困ることもなくスムーズに試合ができていました。
ある程度こういったアクシデントは想定していて、選手たちが現場で対応できるようにしておいたのでしょうね。
セットカウントが1-1になったところで、東レが動いて、シュミット選手が復帰しました。
シュミット選手はやはり打点もいつものような高さは感じませんでした。
ベストの状態までもう少しかかりそうですね。
それでもプレーはできていましたし、特に4セット目のサーブでの貢献が大きかったと思います。
東レは振りきりたくてシュミット選手を復帰させたのでしょうから、この交替は当たりでした。
しかし、シュミット選手が戻る前にセッターの藤井選手がかなり工夫してトスをあげていた印象で、それが面白かったですね。
攻撃に片寄りがなく、クイックやbick中心のトスでした。
シュミット選手がいてくれた方が精神的には楽なんでしょうけども。
あと米山選手の調子がとても良くて、うまいと唸りたくなるようなプレーがたくさん観られて、さすがでした。
私は富松選手の調子が気になるのですが…クイックがあまりに決まらなくて、伏見選手と交替となりましたが…伏見選手は確かに良かったんですけども。
主力を2人欠いても違和感なく戦えていたFC東京
先週試合中に足を捻ったペピチ選手だけでなく手塚選手も欠いたFC東京でしたが…。
この2人がいないのは大打撃のはずです。
しかし、替わった鈴木健太選手や佐藤選手が攻撃面で貢献していた印象でした。
セッターも序盤不調そうだった山田選手から手原選手に替わり、チームで戦えていました。
替わった選手が活躍するというのはチームとしていい状態である証拠です。
選手交替後、特にディフェンス面で崩れてしまうチームというのは多かったのですが、昨今のプレミアではそういうのはかなり減ってきています。
選手交替でディフェンスが崩れるというのは、主力選手の個人の能力に依存が高いというのと、替わりに入った選手にチームの約束事が共有されていないというのが考えられます。
よくあるのは、AチームBチームに分けて練習して、Aチームに時間を割いてBチームの選手達にはあまり目をかけなかったりとか…そういうのはもうイケてないチームのやり方ですね。
どのメンバーが入っても、同じ約束事で戦えるチームというのは観ていても好感です。
1つ気になったのは、トランジションで攻撃を早く、ブロックの完成前に打つということに取り組んでいますが、たまにラリー中のトスが速すぎたためにスパイカーの準備が間に合っていないということがよくあったので、そこはゆっくり丁寧にと思いました。
スパイカー側も準備(助走に下がったり)をもっと早くしておくことも必要なんですけどもね。
何でもかんでも早くではなくて、スパイカーの状態に合わせて…周りも声を掛け合って戦ってほしいですね。
助っ人抜きがなかなか新鮮な試合でした。
しかしレベルを引き上げてくれるのも助っ人のプレーからですね。
リスペクトをしながら、一緒に戦えるという環境もありがたいことです。
今までも助っ人選手がたくさん来日してくれましたが、今後もチームはいい関係を作りながら楽しませてほしいなと感じています。