今日も観戦お疲れ様でした。バレーヲタのリオです。
フルセットの激戦となりましたが、勝って良かったです。
いいプレーがたくさん見られました。
試合結果
日本 3-2 スロベニア
試合動画
実況
170610 WL JPNvsSLO - Curated tweets by stellakin_vb
試合のポイント:勝つためには何をするべきなのか、意識を高く保っていた日本。総力戦!
昨日はもっと楽に勝てましたが、内容はいまいちだったのに対し、今日は見違えました。
石川選手がきちんと休んでくれてホッとしました。
出場していたら、心配で観ていられませんでした…きっと。
しかし、石川選手だけじゃないっていうのを他の選手が日本できちんと見せてくれましたね…!
総力戦で試合を制したのも、今後に必ずつながってくると思います。
最後までサーブを攻め続ける意識が高かった。狙いも決まっていて、全員で統一していた
今日の日本はやはりサーブが良かったですね。
もちろん1番良かったのは、最終セットで13-14の場面、2本連続サービスエースで試合をひっくり返した柳田選手なのですが。
10点を過ぎ、劣勢だったのを見て、私はこんなツイートを。
柳田サーブに回そう。それ来たら、もうワンチャンスあるはず。
— リオ@バレーブロガー時々きすまい (@stellakin) June 10, 2017
その通りになって本当に良かったです(笑)
今日の柳田選手、サーブミスの方がたぶん多かったのですが、それでもコートエンドぎりぎりでかなり惜しいサーブを連発していたので、合ってきたら試合後半でサービスエースが狙えるかもなと思っていました。
こういう見方もあります。
試合後半では、思わずサーブローテーションを確認します。
15点までに柳田選手にサーブが回ってくるかどうか、気になっていました。
これでスロベニアがブレイクを連発して試合終了になる場合もありますが、柳田選手のサーブにワンチャンスあってほしいと思っていました。
サーブを打つ前に嫌なタイムアウトを取られて、メンタル面がどうだったのか気になりましたが、さすが柳田選手。
かなり意識を高く持っていて、自信をもってサーブを打っているのを感じました。技術もかなりのものです。
運が良かったで済ませたくはないですね…本当にさすがです。
他にも、大竹選手が相手セットポイント時にサーブを強く打ったり、途中ジャンプフローターを打ってみたり、考えながらプレーしていたのが好感でした。
これで柳田選手クラスのサーバーがあと1人でもいたなら…!
相手スロベニアはサーブに波があった
1セット目なんかは良いサーブがほとんど来なかったですね。
それがだんだん調子が出てきて徐々にいいサーブが入ってくるようになります。
2セット目は点差をつけて取ったのもサーブのおかげですね。
日本はブレイクは最低限の範囲に抑えられていたのですが、日本側からのブレイクでスロベニアを上回れなかったです。
山田選手、高崎大会初登場。本当に、日本は石川選手だけじゃない…!
「日本は石川選手だけじゃない…!」
もっと声を大にして言いたいです。
イタリアでのベスビオカップやスロバキア大会を見ていたので、コンディションも良かったようですし山田選手が出場することは心配ではありませんでした。
石川選手のコンディションが良くないのはとても残念なのですが、日本はチームですし、何も「石川選手が活躍して勝つ」という無理矢理な形に捉われなくてもいいと思います。
チームスポーツってそういうものでしょう。
出られなくて悔しいなら、まずは休んでケガを治そうね…本当に。
山田選手は途中浅野選手と交替する場面もありましたが、序盤からレセプションでかなり狙われていたので、交替もやむなしだったと感じました。
最終セットは復帰して、スパイクでチームに貢献していましたしね。
つぶれていなくて良かったですよ。
しゅーぞーが能力の高さを見せている…日本のファンに。
— リオ@バレーブロガー時々きすまい (@stellakin) June 10, 2017
ほんと、石川だけじゃない。いい選手いっぱいいる。
— リオ@バレーブロガー時々きすまい (@stellakin) June 10, 2017
他にもいいプレーがかなり出ていましたが、主にOHがきちんと助走していたのが良かったです。
柳田が二段をOP狙って打ったのが良かったな。おかげで返ってきた。
— リオ@バレーブロガー時々きすまい (@stellakin) June 10, 2017
ラリー中にコートの後ろから上がってきたボールを打つ時に、柳田選手がレフトのストレート側、相手のOPの選手を狙ってスパイクを打った場面です。
相手のOPがディグしたのですが、日本のコートに直接返ってきて、それを切り返して日本が1点といういい場面でした。
柳田が転んだのを見て、山田のA1bickを選択した藤井もいい。
— リオ@バレーブロガー時々きすまい (@stellakin) June 10, 2017
山田選手がきちんと助走していて、バックアタックを打った場面。
藤井選手の状況判断の良さも光ります。
山田がフェイントボール拾いに行って、打てない。そこで柳田がレフトからBA!!いいねー
— リオ@バレーブロガー時々きすまい (@stellakin) June 10, 2017
柳田選手も慣れているのですが、この辺の連携がきちんとできるのも大きいですね。
こちらも藤井選手の判断力が良かったです。
ラリー中のバタバタが気になる
ただ、まだまだバタバタしてしまう場面もありました。
特にレセプションが乱されたときやラリー中の、ハイセット(二段トス)。
そこで雑さが出てしまうと、スパイクからの得点に結び付かず、相手にブレイクされてしまいます。
もっと落ち着いて、スパイカーが打てるトスを…リベロの鶴田選手がまだ安定していないところも不安です。
強いサーブで攻めるのが当たり前ですので、レセプションである程度崩されるのは仕方がないのですが、そこからトス→スパイクにしたいですね。
クイックを使うのはいいですが、今日は出耒田選手が登場したので、これが気になりました。
出耒田はもっと高く打てる…
— リオ@バレーブロガー時々きすまい (@stellakin) June 10, 2017
山内選手もそうなんですが、相手に高さ負けしないので、ふわっとした高いトスをクイックであげてほしいなと。
李博選手にはマイナステンポのBクイックでも決まっているうちはいいのですが、山内選手や出耒田選手は特長がまた違いますので。
Aクイックの方が高く打てますから。高さで勝負させてあげてほしいなと。
セッターの藤井選手、クイックやバックアタックなどの使いどころが凄くいいので、あとはオープン攻撃になった時にニアネットにしないことだったり、高いクイックだったりが課題かなと。
しかし、セッターに限らず、いろんな選手がハイセットをもっとスパイカーが打てるようにあげてほしいです。
明日は韓国戦ですね。
日本でよくやられている、セカンドテンポのコンビバレーをするチームです。
そういうチーム相手にはどう戦うのかというと、「ぴょんぴょんしない」ということです。
相手はサイドに2枚ブロックを付かれるのが厳しいので、いわゆる平行トスでブロックを振ろうとするわけです。
ですので、ブロックを1枚にしないことですね。
クイックは、高くなければできるだけシャットやワンタッチで深追いしないでおきたいです。
その前にサーブで殴ってしまえば、クイックがなくなるので…この辺にもご注目ですね。