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Vプレミアリーグ男子16/17 総括②~サーブを入れにいかないのは当たり前!そんなのもっと前からあったよ~

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どうも。バレーヲタのリオです。

シーズンは終わってしまいましたが、それでもまだまだ今シーズンを振り返っておかなければという気持ちがあるので、書いていきます。

後に今の状態や感情を残すという作業です。

総括・第2回目は「サーブで攻める」についてです。

東レアローズの「サーブを強化して優勝!」が意味するものは「当たり前を知る」ことだ!

優勝後の記事がチラホラ出ていましたね。

「東レはサーブを強化して優勝」、「サーブを入れていくのを捨てた」などそういった言葉が飛び交っていました。

それを読んだわたくし…。

「そんなの当たり前じゃん…何を今更…」

と、わりとマスコミにはがっかりな部分が多かったです。

特に13/14シーズンで外国人監督が多く招聘され、14/15シーズンのJT優勝、15/16シーズンの豊田合成優勝…この辺でもう気付けたはずですよね?

外国人監督がいるから優勝できたとでも思っていませんか?

外国人監督がいいディフェンスシステムを構築してくれたから?

日本人の選手達がどのようにプレーして優勝までいったのか見ていなかったのですか?

助っ人が凄かったから?

もう何を見ていたんだか…と思ってしまいました。

東レの優勝は、「サーブで攻めるを当たり前に」がスタンダード化するのではないかといういいニュースです。

しかし、同じ戦い方をして優勝したチームは以前にもいたので、過度の盛り上げは危険だと感じています。

もう「サーブを強化して優勝」は見たことがあるから、目新しくも何ともない

今シーズンの東レアローズについては、「スパイカーさえ決められればサーブはいいので優勝に1番近いな」とずっと思っていました。

ファイナルは、まさにそれが実現したというだけです。

特に不思議ではなかったんですよね。

ただ、「スパイクが決まるかどうか」だけはかなり懸念していました。

セッターの藤井選手はまだ波があったので…。

そこだけかなり心配していたのですが、波を克服してスパイカーにほとんどいいトスをあげていた藤井選手のプレーは素晴らしかったです。

昨シーズンは藤井選手が乱れた時の立て直しが課題だと感じていましたが、乱れても自分で修正できるようになりましたしね。

この東レと同じような戦い方で優勝したチームを私は既に見ていました。

「14/15シーズンのJTサンダーズ」です。

当時のJTは元ブラジル代表OPのヴィソット選手、越川優選手のビッグサーバー2枚看板、そしてMBのジャンプフローター勢、越川選手の対角のジャンプサーブ(現東海大学コーチの)178cm小澤翔選手、セッターはジャンプフローターの深津旭弘選手というスタメン布陣です。

東レはマケドニア代表OPジョルジェフ(ニコ)選手、鈴木選手のビッグサーバー2枚看板、富松選手・李選手のジャンプフローター、鈴木選手の対角はジャンプサーブの米山裕太選手、セッターはジャンプフローターの藤井選手。

サーブの構成を見ていても似ているのがわかりますよね?

JTは当時既にヴコヴィッチ監督が2年目のチームでした。

前年はいきなり準優勝という好成績で、「来年は優勝」と言われていたチームでした。

「サーブで全て優位にたつ」というチームでした。

監督の国籍など違いはありますが、似ているチームが優勝したので、不思議とは思いませんでした。

もう見たことがあったからです。

「当たり前」を知らないから、目新しくうつるのだと思う

東レ優勝を持ち上げすぎるのは危険です。

東レは優勝するのに「当たり前」のことをやってのけたまでです。

シーズンを通して「当たり前」をやりきっているチームがなかったというのもあります。

過去「当たり前」のことをやって優勝したJTサンダーズや豊田合成トレフェルサはそれができていませんでしたから。

この2チームはサーブもそうですが、それ以上にスパイクなどのオフェンス面で苦しんでいた印象ですが。

シーズン通して「当たり前」を徹底して優勝した東レは素晴らしいです。

しかし、そのことに気付けていないマスコミがいるのは残念です…。

むしろなんでまだ「サーブで攻める」が「当たり前」にならないの?Vプレミアリーグ…

煽っておきます。男女ともですよ。

コンセプトとして、「サーブで攻める」のは「当たり前」なチームは既に存在しています。

この辺は解説が役立たずなところが困るんですけどもね。

実はテレビ・インターネット放送や記事を書くマスコミの認識が遅れているだけで、このコンセプトはもっとプレミアのチームに浸透しているのかもしれません。

それを実感させてくれたのが東レの優勝ですよ。

「サーブは入れにいかない」というのが「当たり前」にならないと、まずレベルアップはないですね。

現代バレーは「攻めのサーブ」が命!

未だに入れとけサーブを打っているチームがチラホラ見られるのが残念でなりません。

攻めているつもりなんですかね…と思うほどのものもあります。

「サーブミスはダメ」論がまだあるんですかね…いつの時代のバレーですかね…サイドアウト制なの?

解説がそれをすぐ言ってしまうのがまた痛いんですよね。

いつそのチームコンセプトをきちんと伝えてくれる解説が現れるやら…というところは心配です。

バレーを観る側は入れとけサーブを見極める目を持とう

もちろん解説がきちんと仕事をしてくれるといいのですが、それがなさそうなので、観る側が目を肥やす必要があります。

というか、目が肥えている人はもっといます。

「サーブ効果率」という数字がありますが、試合中などに計算することはなかなかできないので、選手達の放つサーブを見分けていきたいところです。

私はまだまだですが、ちょっとしたことで見方は変えられると思うんですよね。

入れとけサーブを見極めるコツはサーブが「レシーバーの正面」に来ているか否か

深く掘り下げようと思うといろいろお話することになります。

ですが、とりあえず入れとけサーブを一瞬で見分けるコツは「サーブがレシーバーの正面に来ているかどうか」です。

レシーバーが1歩も動かずにレセプションをあげられたら、どんなに強いサーブでもAパスが返らなくても「入れとけサーブ」になります。

サービスエースが取れる場面、選手同士の間にサーブが来てお見合いしたりどちらも取ろうとして弾いてしまったりという場面がよく見られますよね。

例えば、「人と人の間を狙ったサーブ」は攻めのサーブです。

また威力が弱くても、前を狙ってレシーバーを転ばせたりするのは「攻めのサーブ」になります。

「レシーバーを転ばせる」というのがサーバーの意図ですからね。

こういった具合で、意図を感じないサーブは得意なコースへ打っていても攻めのサーブとは言えません。

今シーズンのファイナル3、豊田合成とジェイテクトの第1戦・第2戦が見ていてとてもわかりやすいですし、比較しやすいかと思います。

第1戦・第2戦のジェイテクト側のサーブをよく比較してみてください。

第1戦は豊田合成のレシーバーの人と人との間に落ちています。ジェイテクトの攻めのサーブの効果です。

第2戦は豊田合成がジェイテクトのサーブに対応し、レシーバーが正面でレセプションしています。サーブで崩すことができずにジェイテクトが苦しみます。

この辺はサーブを打つジェイテクト側がもっと工夫すれば、もっと上位を狙えるのですが…惜しかったです。

前日と同じコースへサーブを打ってしまっていましたからね…。

来シーズンはサーブ戦術が見直され、もっと面白くなる…はず

来シーズンも入れとけサーブばかりなチームを見かけたら、それこそがっかりですし、下位に沈むことでしょう。

特にサーブ効果率の低いチームP…。

プレミアリーグは毎年進化していますからね。

総括①「bick」についてでも触れましたが、年々良くなっているのを感じるんですよね。

ここで気付けないチームはそのまま上位には残れないでしょうね。

というくらいに違いが出ます。

来シーズンはもっと面白いサーブ戦術が見られることを祈っています。











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