バレーボールのミカタ

「ハイキュー!!」も現物も。年間100試合近く観戦するバレーヲタが語るバレーボールの見方。




Vリーグ16/17シーズン サントリーサンバーズ ジェイテクトSINGS パナソニックパンサーズ 堺ブレイザーズ 東レアローズ 豊田合成トレフェルサ

Vプレミアリーグ男子16/17 ファイナル6&ファイナル3 反省会

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どうも。バレーヲタのリオです。

今年は途中どうなるかと思ったのですが、プレーオフに入ってからは連日面白い試合もちゃんとあって楽しめています。

レギュラーラウンドが面白くないというわけではなくて、コンディションがもっと上がってくれば…と思っていたので。

ギア・チェンジしてきたというところでしょうか。

リーグ終盤らしくていいですね。疲れきったファイナル6よりもいいです。

選手の皆さん、スタッフの皆さん、お疲れなのでしょうけど…。

最終週まで見逃せなかったファイナル6

上位3チームは私の予想は大崩れでしてね(笑)

いや、逆に面白かったです。

それぞれのチームが行くべくして決まったと思っています。

この方式で1番納得のいく順位だったかもしれません。

ケガ人が出るのは仕方がないとして、やはり選手層が厚いチームが生き残った

ケガ人が出たり戦力を欠いても戦えるかどうかが問われたファイナル6だったなと感じます。

特に酷かったのが、パナソニックだったでしょうか。

最後のサントリー戦、相手は見えない相手と戦ってくれたおかげであんなにぐずぐずでも勝てましたが、そうじゃなかったらどうなっていたか。

被ブロック量が多すぎました。

サントリーは見えない何か別のチームと戦ってしまっていました。

ファイナル3へのプレッシャーだったでしょうね。

でもいい位置で終われたんじゃないかと思っています。やるべきことは見えているので、未来はまだ明るいかなと。

堺はようやくチームの形が見えてきているので、これから戦術という段階でやはり1歩も2歩も出遅れていましたね。

それでも勝ち星は取れたので、来シーズンへの自信になってくれるといいのですが。

先日のファイナル3、レベルも高かったですし、とても面白い試合でした。

これを観ると、サントリーはまだまだ上に行けるというのを実感します。

合成はどうなるかと思いましたが…修正力はお見事でした。

ジェイテクトは追い上げが凄かったので、こちらもまた来シーズン以降に期待したいです。

課題は見えましたね。

東レは最後の合成戦でニコ選手の力を発揮させることができました。

これは本当に凄かったですね。ファイナルへ進んだのも納得です。

ファイナル6&3のチーム分析

以下、今シーズンが終わってしまったチームのファイナル6とファイナル3での分析になります。

6位:堺ブレイザーズ

もっと早くメンバーを固定できればなぁ…最低限そこからという状態だったので、盛り返したところはあります。

しかも他のチームはほとんどレギュラーのままがずっと出ていましたが、堺は千々木選手が元気だったのはチームにとってありがたかったでしょう。

運動量がありましたし、スパイクを決めてくれましたし。

石島選手はどうして途中で出なくなったの?というところは、最後まで謎なんですけどもね…。

ただ、選手のコンディションが良くてチームがうまく回っただけであって、根本的なことはほとんど解決できていません。

まずは組織的なディフェンスから!

サーブとディフェンスを連携させたシステム作りから!

その辺は他のチームよりも遅れています。順位に現れていますよね。

堺は元々個人の能力が高い選手が多いのですから、選手達の能力をいかすチーム作りやベンチワークが必要だと感じます。

ファイナル6でブロック決定本数が1位だとか取り立たされていましたが、ディフェンスそのものは他チームより悪いです。

数字だけ伸ばして誤魔化しても意味がありませんよ。

勝てる堺を復活させたいなら、まずは基本から…根っこの部分からです。

新人のOH・髙野選手はレギュラーに定着しましたし、いい選手なので、今後も期待したいですね。

代表に入っても面白いのではないでしょうか。

玉宅選手はFC東京からレンタル移籍お疲れさまでした…なんだか移籍公示リストに「移籍希望」で名前が…どうなることやら。

とりあえず、今シーズンお疲れさまでした。

5位:パナソニックパンサーズ

どうか、「清水選手がケガで離脱したからこの順位!」とか思っていませんように…。

世界ランキング2位の強豪ポーランド代表キャプテン・クビアク選手の獲得でしたが、ほろ苦い1年目だったですね。

クビアク選手もケガで離脱した期間は苦しかったですが、本来ならばそうならないようにチーム作りをしてほしいものです。

川村監督が現役時代の時は、助っ人の離脱で替わりに入った川村監督(当時選手)が役割を果たして優勝するなんてことも多々あったんですよね。

昔話になってしまっていないでしょうか…。

恐らく川村監督も現在のようなチームは望んでいないはずです。

誰かが離脱してしまったときも戦えるチームを…それを、今いる選手達の戦力でやっていきたいはずです。

他にもブロックやディフェンスが他のチームよりもコンセプトで劣っていてアップデートが急務なところもあるのですが、まずは選手達全員、フルで起用できるのを目標にしていただきたいですね。

所詮、控え選手をレギュラー選手の穴埋めとしか見ていないのなら、先は見えています。

誰が入っても役割を理解して動けるレベルでないと、ファイナル3争いはできませんよね。今シーズンを観ていると…。

セッターもリベロも速いトスでスパイカーが打てない状況を作らないだとか…。

パナには課題が山ほどありますね。

今シーズン、お疲れさまでした。

ここから先はだんだん誰が入っても…のゾーンのチームになります。

4位:サントリーサンバーズ

今シーズンはチームの課題が明確になったシーズンでしたね。

入れ替え戦の状態からの立て直しは本当にお見事でした。

昨シーズンにリベロの酒井選手を獲得して、今シーズンは彼の力を借りながら、新人選手達を起用して…と、意図が明確でした。

きちんと先のことを考えての選手起用だったなと感じます。

1番目を引いたのは、マルセウコーチ招聘後、ブロックがとても良くなりました。

おかげでフロアのディフェンスもよく連携できるようになりました。

この辺の安定感が出てくると、もっと助かりますよね。まだコンセプト通り動けているかどうかは調子によって何とも…な時があります。

ファイナル6は豊田合成に勝った試合は本当に良かったですね。

また、それぞれの選手が役割を理解して動くことができるというのがいいです。いいチームになりました。

鶴田選手が特に、途中から入ってもリベロでも自分の役割をきちんとこなしていましたからね。

来シーズンは、サーブ力強化と攻撃枚数の確保ですかね…サントリークラスですと、課題が減ってきます。

やはりここからもっと上へ行くには、ローテが回ってくるのが嫌だなと思うような時速120kmクラスのビッグサーバーが3人以上、そして、どんな時からでも真ん中からのバックアタック…MBと近接スロットからのbickが必要不可欠です。

もはや日本代表レベルですね。いや、Vプレミアリーグはもっと上がいますから、ここでてっぺんを取るにはそれくらいはやらないと。

ここまでいって、ジェイテクトと並ぶことができます。

セッターは山本湧選手1人にやや重荷を背負わせているような感じがありますが、彼にはやってもらわなくては。期待しています。

今シーズンはお疲れさまでした。

3位:ジェイテクトSTINGS

シーズン中盤から選手起用について疑問になることが多く、どうなるのかと思っていたら、最終的には選手層に助けられたというのは見逃せない点ですね。

サントリー優位でファイナル6は進みましたが、諦めずに着実に勝ちながら機会を待っていた結果でした。

ファイナル3の対戦方式にはまだ不慣れなところが見られてしまいました。

カジースキ選手の安定感に頼るところもありますが、「チームがステップアップした結果だ」とカジースキ選手が言っていて感動でした。

しかし、あまり勝因分析はうまくできないようですね…。

惜しかったですが、ファイナル3の1日目の戦いはお見事としか言いようがありません。

攻撃枚数と、揃ったディフェンスとそこからのねばりで豊田合成を追い詰めました。

注目はやはりセッターですかね。

大事なところは高橋慎治選手…と思いきや、ケガで離脱してしまいました。

現役も終盤になっているでしょうが、少しでも長くプレーをしていてほしいので、ケガはお大事に…。

しかし、替わって入った久保山選手には「その穴を埋めた」という言葉は使ってほしくはないですね。

久保山選手自身が自分で掴み取ったポジションだと思うのです。

フワッとしたトスと、だんだん増えてきた引き出しでプレミアでも十分に戦える選手となりました。

あとは勝負どころで低くなったりニアネットになったり…もっと意識を上げることですね。

サントリーにもそういった若手選手が多かったですが、ジェイテクトも同じようなシーズンだったのではないでしょうか。

MBの福山選手もいいですね。ワンタッチを取る意識がきちんとあって、遅れてもブロックに跳びにいく姿勢がいいです。クイックは1レグの頃はマイナス・テンポで合わなくて、現在は1stテンポで合うようになりましたし。

久保山選手が決め球のようにクイックを使っているのを見ると、いい感じだなとよく思います。

浅野選手はケガからよく間に合ってくれました。

攻撃枚数は高橋和人選手が入っていても変わりはないのですが、やはり浅野選手の動きを観ているといつでも打ってくるんじゃないかとワクワクしますよね。

浅野選手くらいの運動量が日本のOH全体に求められていると感じます。

まあ、浅野選手は動きすぎなところもありますが、攻撃参加する準備をきちんとするというのはとても大事です。

ファイナル3だけは惜しかったですが…今シーズンはお疲れさまでした。

プレミアリーグ男子は戦国時代へ…選手個人の能力以上に必要なのはチーム作り・システム・戦術・ベンチワーク

これは14/15シーズンくらいから常々思っていたことですが、今年はそれが確信に変わりました。

ジェイテクトがファイナル3へいった時に、特にそう思いました。

サーブや攻撃枚数がものを言う時代がすぐそこまで来ている…!と。

あと「○○選手をマークする」というブロックが、4枚以上の攻撃枚数によってそろそろ通用しなくなってきています。

逆に、レセプションが崩されどうしても攻撃枚数が足りなくて、1試合、1セット、1点に泣くチームもありました。

ファイナルへ残った2つのチームは、スパイカーが攻撃に参加させないようなサーブを安定して打てるチームですからね。

合成はちょっと攻撃枚数が足りないところもあるのですがね…。

しかしその合成相手にジェイテクトが攻撃枚数で圧倒し、一時は合成のバレーを否定できたような気もします。

合成のバレーだけが全てではないといつも思うので…。

いつか叩いてくれるチームが出てくることを祈りつつ、合成がもっと進化したら万歳です(笑)

というか、合成はもう来シーズン以降中央のバックアタックなしは今以上に苦しいと思いますけども。

下位のチームもこのまま黙ってはいないでしょう。

サーブ強化してくるチームが多くなりそうですね…まあ、いいことなんですが。

代表はこれ以上のレベルのバレーをできるのかどうか、若干心配ではありますが…代表の底上げになってくれればと思います。

リオ4年間の代表は、パナかサントリーくらいの順位だと思いますね…。

ともあれ、プレミアリーグのレベルが上がっているのは嬉しいことです。

システムや戦術面は、ベンチはもちろんですが、選手達も個人の能力だけに頼らず組織で戦うという意識が必要です。

意識から変える必要があるチームもありますね…。

誰が出ても戦えるチーム作りというのは、プレミアだけでもこれだけ必要とされています。

レベルが年々上がっていくので、置いてきぼりになるチームはどのチームなのか?というところも注目して観てしまいますね。

既に差が目に見えつつありますけど。

ファイナル3まででこれだけ面白いのに、国内リーグのバレーってつまんないと思っていませんか?

最後に、もっとバレーを観ましょうよというお話ですね。

推しのチーム、選手がいなくても面白いんですよ。

試合をやっていたら、何となくで好きな方を応援してみるのでもいいですし。

代表のクオリティーが不安定なのだけを観ているのは勿体ないですよ。

今はとてもいい時代です。

BSで全試合が観られなくて、数試合だけをとりあえず観て、いきなり決勝だけを観たりしていた時代よりはたくさん放送がありますしね。

それでいて、代表こそ成績悪く見えるでしょうが、プレミアリーグのレベルは年々上がっています。

これが観られるというのがもう、昔を知っている私にはたまりませんね(笑)

本当にいい時代です。

ファイナルも是非、お見逃しなく!











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