バレーボールのミカタ

バレーを気持ちで語らないブログ。「ハイキュー!!」も現物も。年間100試合近く観戦するバレーヲタが語ります。

FC東京 JTサンダーズ Vリーグ15/16シーズン サントリーサンバーズ ジェイテクトSINGS バレーボール パナソニックパンサーズ 堺ブレイザーズ 東レアローズ 豊田合成トレフェルサ

Vプレミアリーグ男子第4週 11/21

更新日:

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もうすぐ1レグ終了です。

豊田合成トレフェルサ3ー1JTサンダーズ
ジェイテクトSTINGS0ー3パナソニックパンサーズ
堺ブレイザーズ3ー0サントリーサンバーズ
東レアローズ3ー1FC東京

今季もリーグで一番の好カード、豊田合成VSJT

昨季もその前もそうだったのですが、今季1試合目も大変面白い試合になりました。なので、今季もきっとこのカードは面白い試合を繰り広げてくれるでしょう。
このカードの特徴として、まずサーブの殴り合いになります。 サーブコースもギリギリで際どいところに決まります。そして両者ともトータルディフェンスからのスパイクの切り返しを得意としているので、ラリーが続きます。ベストヒットではなく相手が苦労せずにレシーブして繋げてそれから相手もスパイカーにいいセットを供給できずにフェイントしてラリーが長引くというのはあるんですが、この2チームのラリーは動きに無駄がなく、レベルの高いラリーを展開します。ブロックでワンタッチまたはコースを抜けてもディガーが正面で守っていて、ディグを上げる。
しかしJTは1セット目こそサーブが走ってブレイクを先行したままセットが取れましたけども、2セット目以降は合成にブレイクを先行される形になり、苦しくなってしまいました。それでも4、5点差を終盤に追い付くJTはさすがでしたが。合成のサーブがそれだけ良かったこともありますが、ラリー中にスパイカーがいい状態で打つということができていなかったことと、ブロックシステムがいまいち機能せずに試合後半で合成の攻撃を食い止めることができなかったことが敗因のような気がします。しかし先週とは見違えて良くなっていましたし、勝利はできませんでしたが、今後へ繋がる試合だったと思います。次回に期待しています。
合成はサーブが良かったです。途中高松選手を下げたりもしたのですが、他の選手がサーブで緩めることなく攻めていましたし、スパイクも効果的に決まっていたことが大きかったです。3セット目終盤、デュースの場面でJTは憎いタイムアウトを取ったのですが、そこからイゴール選手が攻めたビッグサーブのサービスエースでセットをもぎ取ったのは圧巻でした。素晴らしいプレーでした。今後も安定して勝利を重ねていきそうですね。
にしても、次回もこの対戦カードは楽しみです。正直、先週のJTの試合が酷かったので、ここまで好ゲームになるのかと心配していたところでした。心配ご無用でした。

サーブで圧倒したパナソニック、戦えなかったジェイテクト

パナは今回ジャンプフローターサーブがとても効果的だったのが印象的でした。ジェイテクトのレセプションを大分乱すことができていましたし、そこから攻撃を絞り込んでブロックで捕まえるということができていたと思います。相変わらずスパイクがヒットせずに打てなかったりしたこともあったのですが、そこは不安なところではあるんですが、とにかくサーブが良かったので楽にディフェンスできたことが大きかったのだと思います。清水選手もサービスエースを取ったりしていました。深津選手のサーブでも何本も連続でブレイクできていました。しかしスパイクは全体的に良くなかったと思います。ダンテ選手に頼んでも低いセットではディフェンスのいいジェイテクトはブロックに当てることができますから、あまり通らなかった場面が多かったです。それでもセットを高めに上げていれば決まるようですが。クイックが増えていたのは良かったです。
ジェイテクトは頼みのサーブも多彩なトスワークもほとんど機能せず試合が終わってしまいました。あまり内容のない試合になってしまったので、今後課題になりそうです。1セット目の前半は大変いいバレーが展開できていたのですが、勿体ない試合を落としてしまったと思います。チームとしてまだ駆け出しで、今後勝っていくには細かい部分を詰めなければならないと思います。ディグやレセプションの範囲や、ハイセットを上げる場面で誰に上げていくかなど誰かに上げていればというものでもないので、決めていく必要があると思います。

サーブ&ブロック対決、堺VSサントリー

前からそうだったのですが、昨シーズンにサントリーがジルソン監督に変わってから、余計その色が強くなりましたね。そして堺も印東監督になりバレースタイルは大分様変わりしましたが、サーブ&ブロックがうまく機能している堺を見ると、「そうそうこれこれ」と思わずしみじみしたくなります。そういった両者の対決で、やはり現在のチーム状況が影響したのか堺に軍配が上がりました。
サントリーは先週から闘志を全面に出して戦えてはいたし、サーブも効果的に入れば相手を崩してシャットアウトに持っていけたりしていたのですが、如何せんまだチームが未成熟というか、チーム内でバタバタしているうちにブレイクを先行されて苦しい状態になっていきましたね。それから巻き返すためにまた強いサーブで攻めることができているのは良いことなのですが、あまり連続しないところがさらに苦しいですね。連敗脱出できましたけども、まだまだ苦しい戦いは続きそうです。まずはセットの改善でスパイカーを活かすことと、フロアディフェンスをもう少しシステム化することですかね。フェイントとかブロックフォローはもう少し上げていかないと苦しいです。
堺はサーブ&ブロックで相手を封じ込めることに成功したのもそうですが、セッターの佐川選手のセットがとても安定していて、スパイカーが伸び伸び打てていたのが大きいと思います。強打にしろ軟打にしろ、スパイカーに選択肢のあるセットができるのは大切なことです。苦しい時にセットが乱れるとスパイカーはシャットアウトされてしまう可能性が大きいですから、苦しい時こそ丁寧にゆっくりセットしていかなければなりません。この試合の堺はスパイクサーブも良くて、効果的に相手を崩すことができたと思います。次の試合も期待しています。

東レ意地を見た試合、FC東京は攻め続けたかった

東レも結果ほどあっさりした試合ではなかったように思います。問題は数字ではなく中身です。
FC東京はこの試合はサーブが走っている時は勿論いいのですが、ブロックでワンタッチをした後のトランジション・アタックで見せる高火力が魅力です。いつでもどこでもスパイクを打ちにいく姿勢は素晴らしいのですが、この試合はスパイクを打ちに行ってもアウトになってしまうケースが結構あったように思います。でもそれでも攻めていくべきでしたね。迷わないことです。
あとFC東京は男子バレーでは珍しいブロード攻撃が見られるのですが、東レにワンタッチ取られ過ぎたように思います。東レはその辺対策をしっかりしてきていました。ブロードというのは、片足で踏み切ってライト側から打つものなんですが、片足ジャンプなので打点が落ちますし、リードブロックで強固な男子ではほとんど通用しない攻撃になっています。さすがにワンタッチ取られ過ぎなのでやめないのかな…と見ながら思っていたのですが、やめていなくてスパイカーがブロックアウトを取ったりと工夫していました。
そして、スパイクアウトになって一瞬「あれ?」と思ったと思うんですが、東レがブロックでコースを締めていて、ブロックを避けたらスパイクがアウトになるようにコースを絞り込んでいたんですね。なので、そこに早く気付いてブロックアウトを取る方向に切り替える必要があったと思います。
東レはその辺が良くできていて、試合終盤ではニコ選手が要所でスパイクを決めてくれていました。これが勝ちに繋がったんだと思います。いい戦い方だったと思います。ニコ選手頼みで苦しい展開の時は弱味を見せてしまいますが、今日は全体的に良かったと思います。

ブレイクの重み。ブレイクを先行されてもブレイクし返すのには一体何が必要なのか?

今シーズンはチームの力が拮抗しているのを凄く感じます。そしてブレイクの重みもよく感じるようになりました。去年くらいまではサーブさえあれば取り返せていたんですが、今シーズンはそうはいきません。ブレイクが浸透しているから、ブレイクされないように相手チームが何かしら手を打ってきます。大方のチームがブレイク先行されてからの再ブレイクに莫大なエネルギーを使っているのです。点数が開きすぎると攻めきれなくなってくるチームもあります。
しかし今日見ていて、5点差をあっさり追い付くチームがありました。JTとパナです。
パナはひっくり返すこともできていましたし、JTは何度も追い付いていました。なかなか勝てませんでしたが、それでもあっさり追い付くなと感心してしまいました。

必要なのは、サービスエース

相手が触れないようなサーブ1本だけでブレイクできる。全てはサーブなんだなと改めて思いました。サービスエース1つで追い付くことも突き放すこともできます。とにかく楽なんです。連続何本かサービスエースを取れると、こんな楽なブレイクの仕方はありません。なかなか追い付けない場面は変にエネルギーを使いすぎなんだと思います。

ブレイクのための、サービスエース・サーブ&ブロック・ブレイクチャンス

バレーは全てのプレーが繋がっています。いろいろな戦い方がありますが、まずはサーブから全て繋がるので、攻めのサーブを怠るとブレイクが遠退きますね。まずはサービスエースを取りに行くこと、相手がレセプションすることができても崩してハイセット勝負に持ち込むことまたは相手の攻撃枚数を減らしブロックの的を絞ることでサーブ&ブロックを完成させることをしていかなくてはなりません。それを何本も連続させるとレセプションする側にプレッシャーをかけることができるのでブレイクチャンスが必要だということです。
今はうまくいってないチームもありますが、試合は見ていてとても面白いので、ブレイク先行されて苦しくても乗りきってほしいものです。

明日で1レグ終わりますが、とにかく見ていて面白いので明日も楽しみです。

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