バレーボールのミカタ

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Vリーグ16/17シーズン パナソニックパンサーズ 東レアローズ

Vプレミアリーグ男子16/17 第7週 12/11 パナソニックvs東レのミカタ

更新日:

どうも。リオです。

少し休みをいただきながらのんびりしていたら、記事起こしが遅れを取っています。

とりあえず本日全て見終わったので、明日の午前中までに記事起こしします。これ以外にあと4試合分ありますが、お付き合いください。

天皇杯・皇后杯真っ最中なんですけどもね。

試合結果

パナソニックパンサーズ 0-3 東レアローズ

実況

試合のポイント:ついに攻略されたパナソニック。選手層の薄さが露呈した

東レはパナ対策が万全でしたね。

スタートを米山選手か星野選手かで、米山選手を起用したことも功を奏したと思います。

米山選手はパナソニックのコート内のスポットを狙ってボールを落としていっていました。

東レはそういう意味では選手を選べる状態でしたし、やはり今のプレミアの中ですと安定感がありますし、層が厚いんですよね。

コンセプトの古さはありますが(ある意味日本バレーらしいという感じで)、それでもチームとしては全くブレていないので、戦える組織であることが大きいです。

これでチーム内で戦術が浸透していなければ、戦いながらもコート内でズレが生じて、やがて歯車が噛み合わなくなります。

この辺は戦いかたがうまくいかなかった時に立て直しが効くチームかどうかの分かれ目です。

選手層があるように見えて、ないパナソニック

パナは個人の能力的には申し分ない戦力と言えます。

しかし、コート内で十分に能力が活かせるかどうかは、それぞれが自分の役割を明確に理解してプレーする必要があります。

徐々に歯車が噛み合っていないのをベンチも感じたでしょうね。

渡辺選手を今村選手に、清水選手を池田選手にとメンバーチェンジするのですが、ここでさらに噛み合わなくなり…。

こちらは最終セットの終盤ですかね。

フェイントボールやチャンスボールは特にOPの選手が狙われがちです。特にバックローテーションの時は注意しなければなりません。

これは攻撃に参加させないように、または参加を遅らせたいという相手の意図があります。

それに対応するために、清水選手はコートの奥へ下がらずコートエンドとネットの間くらいにいて、拾い終わってから助走へ下がるという動きをしています。

しかし、池田選手は先に助走へ下がってしまっていて、フェイントボールを拾いに行かなかったんですよね。

そこで永野選手が気付いて取りに行くのですが、間に合わず…場所的にもそこに永野選手がいたら池田選手の助走の経路を塞ぐことになるわけで、やはり池田選手が拾いに行くべきだったと思います。

清水選手は戦い慣れていますし、自分の助走を塞がれては困りますから、自らレシーブに行くのです。

そういう戦い方が池田選手にはできなかった。相手の意図を理解してプレーできていませんでした。

逆に、「なぜこういうことが起こるのか?」というのが疑問です。

リザーブの選手を戦力として数えているのかどうか?なぜ、出た時に同じ動きができないのか?

チーム体制そのものに疑問が残ります。

最後は福澤選手が1人エースのような状態にもなっていましたし、それでは勝つことは難しいでしょう。

そもそもこの試合のディフェンスが序盤から全く整っていませんでした。

これは狙いがハズレたように見えました。そういう勘頼みの戦い方をしていると、相手が違うことをしてきたときに苦しむのは目に見えていますよね。

対策バッチリの東レ。でも真似しない方がいい…

東レの対策は、いわゆるリーグ戦でしか通用しない戦い方です。

例えば、日本代表で世界のいろいろな国と戦うとなると、このように1つ1つ決め事をしてそれをチーム全体で戦うというのは非効率的で柔軟性がない戦い方と言えます。

まあ、南部JAPANはそのようにやっていましたけども。

チームとして成熟していて、選手1人1人の個性やバランス、相手の戦力など全て計算できる社会人チームならではの戦い方なのです。

同じリーグ戦でも学生チームは毎年選手の入れ替わりがあるので、そういう戦い方はなかなかできないはずですけども。

実際にこの試合の東レはと言えば、ディフェンス面は特にサーブとブロックの連携がとてもよく見られて、まさに「狙い通り」で来ていたのでしょう。

常に2枚ブロックが来ていたりしました。クイックもドシャットを決めていたりしましたね。

パナのスパイカーの癖をよく研究していて、打ってくるコースに手を出したりしていたので、余程この試合に賭けていたでしょうね。

深津選手にも焦ってトスをあげさせていました。深津選手のセットはかなり不安定だったのが反省点ではないでしょうか…。

しかし、もしパナが対応してきて違うことをしてきた時に、どうなっていたのか…というところが気になります。

東レの藤井選手も安定しているとは言えなかったので、フェイントが多くなりがちでしたし。

これが決まっていなければ苦しかったでしょうが、フェイントボールも取れないほどにパナのディフェンスは機能していなかったので…この辺が試合を分けた理由でしょうね。

ストレートで終わっている試合でもいろいろと奥が深いですよ。バレーボールって。

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