Vプレミアリーグ男子16/17 第6週 12/4 堺vsFC東京のミカタ

次々と進めます。

今日のところは記事はここまでで、あとは試合を見てインプット、また明日にでもアウトプットしたいと思っています。

試合結果

堺ブレイザーズ 3-0 FC東京

実況

試合のポイント:自チームの良さをつぶしたのが敗因。ブロードは本当に必要なのか?

この試合は、堺から何か仕掛けたのではないのですが、FC東京が新たに試した?要素のおかげで自チームの良さをつぶしてしまっていたのが敗因でした。

大きな原因が、「ブロード攻撃」でした。

そもそも何故男子バレー(シニア)はブロード攻撃をしないのか?についてちょっと切り込んでみる

女子バレーに至っては世界のトップチームでも使われている「ブロード攻撃」。

男子バレーの全てのカテゴリーでブロード攻撃は使わないのか?については、そんなことはないのですが。

しかし、ブロード攻撃が見られるのはせめて高校や大学カテゴリーまでで、社会人バレーのトップリーグであるこのプレミアリーグではほとんど見ることがありません。

ハイキュー!!の世界では、物語の前半に当たる部分、2巻の青葉城西高校との練習試合から8巻のIH予選の青葉城西高校との試合まで、本当によく出てきます。

ワイドブロードなんて言ったりしますが、主人公の日向がするMBの選手がする攻撃ですね。

参考:ブロード攻撃 バレーペディア様より

ハイキュー!!においても、コンセプトの変更によりだんだん登場しなくなります。

特に今アニメで放映中の3部、春高予選決勝の白鳥沢戦では日向はほとんどしなくなっています。

諸説ありますが、基本的に私は「ブロードはもうオワコン」という説を推奨しています。

理由はいくつか…

  • そもそもレセプションがネット際に返らないと(ネットから離れると)使いにくい攻撃(※セッターがネットから離れたボールを処理しようとすると、MBはそれを避けて迂回して走る→その分遅れるしワンレッグなのでジャンプしても高さが出ないし…)
  • 現代は「ネットから離れてもクイックを使っていかないと」が主流
  • 何故かというと、ジャンサが主流だから。崩されるから
  • 全てAパスで返そうなんて技術的にも厳しいって日本より強い海外ですら思ってる
  • てか、世界で主流のバンチリードブロックとの相性が最悪の攻撃
  • ブロッカーがアンテナそばにいてくれると楽なんだけど、中央に寄っていたら、2枚付かれる
  • 合わせられるとドンピシャで止められてしまう

このようなことが「オワコン」と思う原因です。時代遅れなのです。

一番は「レセプションがネットから離れた状態からでもクイックを使わないと、今はサーブが強烈だから全てAパスは厳しい。それなのに、Aパスがないと苦しい攻撃は非常に使いにくい」というのがあるかと思います。

もう1つ思うのは、この試合でFC東京がやってしまったことにあります。

FC東京は攻撃枚数を確保できていたかどうか?

それは「ブロード攻撃への助走が他のスパイカーの攻撃参加を邪魔する」という部分ですね。

他のスパイカー…特に手塚選手・ペピチ選手の助走経路を奥村選手がブロードへ走り込むことによってつぶしてしまいます。

FC東京にとっては実は痛手だったと考えます。

両エースに対して助走経路を確保するのはFC東京がいいバレーを展開するのに必要なことですが、助走を邪魔していては負担がかかってしまいます。

逆に2人にいい状態でスパイクを打たせるということができていなかったですね。トスも不安定でした。

堺がブロードに対して、サイドブロッカーが中央に寄って複数枚ブロックで対応

実況しそびれたのですが、高野選手と松本選手が前衛の場面で、連続でブロードが止められた場面があったかと思います。

それでもうブロードをやめておけば良かったのですが…。

やっきになって使っている印象でした。そうではなくて…といったところです。

下手をすると、コミットよりも跳ぶのが遅いリードブロックですら捕まるんです。

むしろリードブロックの方が…特にバンチ・シフトの…。

※用語がわからない場合はバレーペディア様で検索してみてください!

奥村選手はクイックも打てますからね…そういうところで活かしてほしかったです。

堺は高野選手、玉宅選手が定着しつつある

ベテランの石島選手から若手選手へのフォローもありますし、ウォレス選手のモチベーションもあるので戦える状態になってきましたね。

できた選手の監督からの評価が低いのではないかと最近心配ですが…。

それでも若手の台頭はチームにとっても嬉しい要素でしょう。

まだまだ技術面は詰めるところがあるようですが、元々レセプションの得意な高野選手は後半になっても動きが落ちることはありませんし。

玉宅選手もクイックが不安定なことはありますが落ち着いていますし、勝ち星があれば自信になるでしょう。サイドへは自信をもってあげていますね。

采配だけは相変わらず怖いのですが…まあ、これまでよりは幾分かマシです。

 

この試合は、いい解説もありましたので、1つ紹介しますね。

ようやくこう言える人が出てきたか…なかなか時間がかかりましたが、質は向上している模様です。

「連続サーブミスは勿体ない論」が勿体ない論でしたが…それでもサーブは攻めないといけないですしね。

私の口から言うよりも元選手からの影響力の方が数倍高いんですから、頑張っていただきたいです。